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自己満足の詩集ブログです(=゜ω゜)ノ livedoorからのお引っ越しwww 基本ダークな詩が中心です(=゜ω゜)ノ たまに短編やら掌編やら小説も書きますm(__)m      最初に★入城案内★を読んでくれると嬉しいでつ(=゜ω゜)ノ
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尽くして、尽くして
お前さんは何を得た?
わっちから何を得た?
心の臓も身体も削り
尽くして、尽くして
わっちはお前さんに
何をあげられた?

二人逃げようと約束もしてくれず
鳥籠の中でしか会えず
限られた閉ざされた世界で愛を囁く

これは秘密
秘密の関係

子供が内緒話をする様に
わっちらは内緒で恋をする

ままごとみたいな恋だけど
わっちの誠はお前さんだけだった

触れてもくれぬ
唇と唇
接吻は誓いだと
頑なに閉ざし
それが寂しくて
悲しくて
わっちはお前さんの誠では無いのだと
殴り付けられている様だった

肥溜めに身を投げた遊女がいたが
わっちは海に身を投げませう

人魚に生まれ変わり
美声で歌いお前さんに届けるよ
わっちの思ひを
わっちの誠を

届けばきっと
お前さんは会いに来てくれるだろう
ならばそのまま海の中へと引き摺り込んで
骨の髄まで愛し側にいませう

わっちは人喰い人魚になろう
お前さんが散々わっちの心を喰った様に
わっちはお前さんの髄まで喰い尽くすよ

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君の為に出来る事を探そうと
身を削ってみた
雨の日も、風の日も
君に為に心を燃やし
心を費やし
心を削り
心を擦り減らし
心を殺し
心は灰になった

そして気付いた事がある
あゝ無駄なのだと

どんなに心を犠牲にさせても
君の為には何も出来ないのだと
だって君は満足等しない
貪欲な生き物だったのだから

大食いの狼は常に腹を空かせ
貪欲で欲深い

僕の心をパクパクと喰い
擦り減らして逝く

僕はいつしか心の無いお人形にされ
君の可愛い操り人形になる

心が無いなら平気だよね?

そう思ってお人形になったけれど
狼はまだまだ満足しない

今度は手足を喰われる
血液を飲み干される

僕の体も擦り減り
そこに待っているのは死と言う花束
真っ赤な彼岸花が咲いた時
僕の魂も擦り減り
完全なる消去に
完全なる削除に

存在が消されてしまう

あゝその前に
君を殺しに行くよ
僕の為に出来る事は
それだけだから

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底へと落ちて逝く
奈落の底へと

僅かな光さえも
暗闇に飲まれて逝く

わたしの恋路は迷子ばかりで
気付けば途方に暮れています

そこは深く暗い洞窟の中の様で
叫び声だけがやたらと響くのです

一本の金の糸が空から来る事も無く
只々臥せって涙を流すのです

これは悪夢ははたまた幻覚か

仄暗い洞窟の奥で
手を振るお前さんを見た気がしました

否、手招いているの間違いか

戻って来い、戻って来いと
わたしを暗闇の底から引き摺り出そうと
光降る世界に呼び戻そうとしてくれている
そんな気がしました

わたしはそんな幻を信じ
洞窟から這い蹲って出て来る日もあります

が如何せん

外に出てもお前さんは居はしません
居るのは絶望、失望
期待外れの淡い夢

わたしは再び奈落の底へと突き落され
深い暗い洞窟の中へと舞い戻るのです

後幾月繰り返されるのでせう

あゝ光が欲しい
眩しくて暖かい光が

恋しいお人にお伝えしたい
わたしはまだ繭の中で眠る昆虫なのだと

愛情を注げば美しい蝶よ花よとなり
幸せを振りまくでせう

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君に名前を呼んで欲しい
何度でも何度でも
しつこいくらいが丁度いい
僕の名前を呼ばれればそれ程
僕の存在が君の中で確かな物になる

僕が消えてしまわない様に
僕と言う存在が消えてしまわない様に

幾度となく名前を呼んで欲しい

君の中で僕の存在等とても小さいだろうが
小さい花なりに咲いてみせるよ
頭の中まで根をはり
体中を這い巡らせ
引き千切っても引き千切っても伸びる
そんな肉食植物でいよう

脳髄まで犯し
血管まで蔓延り
無意識に僕の名前を叫んでしまうくらい
侵食してしまいたい

いつしか君の中で僕の存在が大きくなったら
その時は笑顔で捨ててあげるよ

沢山の非冷のお返しに

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朽ちた花に興味は無いと
君はそっぽを向く

わたしは萎れた花では無い
まだ息吹く事が出来る

生命を感じる事が出来る

君の視線をこちらに向けようと
努力を惜しまず磨いて来た
それは髪だったり
それは肌だったり
それは体だったり
それは声だったり

しかし時計の針は止まらない
刻む時刻が残酷にも老いを加速させる

それでも惜しまぬ努力

お互い老人になった時
どちらが活き活きとしているか
君に勝負を挑もうどはないか
わたしの方が白髪は多いだろうが
瞳の輝きは失われていないだろう

そしてどちらの愛が勝だろうか
きっとわたしの愛は衰えない
いつまでも、いつまでも君を思ひ続け
今以上に愛情は育っているだろう

この喧嘩は負け戦ではないのだ
むしろ勝ち戦なのだから

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わちきだけ燃え上がる業火
この業火は恋地獄

心燃やし
胸焦がれ
灰になる

思へど思へど
届かぬ恋路

軽くあしらわれ
冷たく交わされ
余計に燃え上がる

愛とうて愛とうて
文を送れど便りは来ず

庭先を見つめる日々

わちきの心をかき乱し
錯乱する思考
鈍る判断力
発狂する脳髄
こんなにしたのは誰じゃ

どうかこの業火を沈着しておくれ

熱い抱擁で
蕩ける接吻で

髪を撫で
頬に手を添え
痛い程の愛の台詞を
全身から浴びせ身震いする程
愛に溺れ
死して尚愛し合いませう

あゝ今宵も月が綺麗

逢えぬ日々
火に油を注ぎ
恋の業火は燃え盛る

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必要とされぬ華は
蕾すら出ない
殻に閉じ籠り
光を忌み嫌う

誰かが殻を抉じ開けてくれると
いつか、いつかと信じ
瞳を閉じる
強く閉じる

光の先にはあなたの姿があり
微笑んで迎えてくれるだろう

そんな妄想を抱きながら
今宵も眠る、夜

目が覚めても眠りについても
暗闇で
今はまだ閉ざされた土の中

芽を出していいのか迷い
己の意義存在に戸惑い
燃ゆる太陽を憎む

空よ、わたしは顔を出していいのでしょうか
雲よ、わたしは手を伸ばしていいのでしょうか

困惑する華は土の中で疼き
雨が降る日は涙を流す

もし芽吹いた時
もし花を咲かせた時

そこに誰もいなかったら
誰も待っていてはくれなかったら
わたしはすぐに朽ち果てるだろう
花弁は落ち、枯れ逝き
種すら残さないだろう

誰かに産まれ落ちる日を待ち望んで欲しい

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僕等には翼は無い
僕等には鱗も無い
空も飛べぬし海も潜れぬ下等動物

だが二本足で立ち歩く
脳内で思考し苦悩する
語源を使う
それにも関わらず意思疎通が難しい
面倒臭い生き物だ

一凛の薔薇がある
「薔薇が綺麗ね」
と誰かが言う
「棘があるから怖い」
と誰かが言う
「花に興味は無い」
と誰かが言う

皆違う答え
これを個性とも言う
動物にも個性はある
だが人間の個性は厄介だ

少し人と違うだけでのけ者にされる
縦社会が多い

わたしはそこから離脱しようと思う
一抜けた
すると他の者も離脱し始める
二抜けた
気付けば個性溢れる社会が出来上がる
すると今度はどうだ
普通の者がのけ者にされる

普通とは何だ

色の無い者薄い者

普通に珈琲を飲む者
だが珈琲は普通に飲むから美味しい
わたしは美味しい珈琲が飲みたい
だから普通に戻ろう

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