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自己満足の詩集ブログです(=゜ω゜)ノ livedoorからのお引っ越しwww 基本ダークな詩が中心です(=゜ω゜)ノ たまに短編やら掌編やら小説も書きますm(__)m      最初に★入城案内★を読んでくれると嬉しいでつ(=゜ω゜)ノ
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君に名前を呼んで欲しい
何度でも何度でも
しつこいくらいが丁度いい
僕の名前を呼ばれればそれ程
僕の存在が君の中で確かな物になる

僕が消えてしまわない様に
僕と言う存在が消えてしまわない様に

幾度となく名前を呼んで欲しい

君の中で僕の存在等とても小さいだろうが
小さい花なりに咲いてみせるよ
頭の中まで根をはり
体中を這い巡らせ
引き千切っても引き千切っても伸びる
そんな肉食植物でいよう

脳髄まで犯し
血管まで蔓延り
無意識に僕の名前を叫んでしまうくらい
侵食してしまいたい

いつしか君の中で僕の存在が大きくなったら
その時は笑顔で捨ててあげるよ

沢山の非冷のお返しに

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朽ちた花に興味は無いと
君はそっぽを向く

わたしは萎れた花では無い
まだ息吹く事が出来る

生命を感じる事が出来る

君の視線をこちらに向けようと
努力を惜しまず磨いて来た
それは髪だったり
それは肌だったり
それは体だったり
それは声だったり

しかし時計の針は止まらない
刻む時刻が残酷にも老いを加速させる

それでも惜しまぬ努力

お互い老人になった時
どちらが活き活きとしているか
君に勝負を挑もうどはないか
わたしの方が白髪は多いだろうが
瞳の輝きは失われていないだろう

そしてどちらの愛が勝だろうか
きっとわたしの愛は衰えない
いつまでも、いつまでも君を思ひ続け
今以上に愛情は育っているだろう

この喧嘩は負け戦ではないのだ
むしろ勝ち戦なのだから

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わちきだけ燃え上がる業火
この業火は恋地獄

心燃やし
胸焦がれ
灰になる

思へど思へど
届かぬ恋路

軽くあしらわれ
冷たく交わされ
余計に燃え上がる

愛とうて愛とうて
文を送れど便りは来ず

庭先を見つめる日々

わちきの心をかき乱し
錯乱する思考
鈍る判断力
発狂する脳髄
こんなにしたのは誰じゃ

どうかこの業火を沈着しておくれ

熱い抱擁で
蕩ける接吻で

髪を撫で
頬に手を添え
痛い程の愛の台詞を
全身から浴びせ身震いする程
愛に溺れ
死して尚愛し合いませう

あゝ今宵も月が綺麗

逢えぬ日々
火に油を注ぎ
恋の業火は燃え盛る

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必要とされぬ華は
蕾すら出ない
殻に閉じ籠り
光を忌み嫌う

誰かが殻を抉じ開けてくれると
いつか、いつかと信じ
瞳を閉じる
強く閉じる

光の先にはあなたの姿があり
微笑んで迎えてくれるだろう

そんな妄想を抱きながら
今宵も眠る、夜

目が覚めても眠りについても
暗闇で
今はまだ閉ざされた土の中

芽を出していいのか迷い
己の意義存在に戸惑い
燃ゆる太陽を憎む

空よ、わたしは顔を出していいのでしょうか
雲よ、わたしは手を伸ばしていいのでしょうか

困惑する華は土の中で疼き
雨が降る日は涙を流す

もし芽吹いた時
もし花を咲かせた時

そこに誰もいなかったら
誰も待っていてはくれなかったら
わたしはすぐに朽ち果てるだろう
花弁は落ち、枯れ逝き
種すら残さないだろう

誰かに産まれ落ちる日を待ち望んで欲しい

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僕等には翼は無い
僕等には鱗も無い
空も飛べぬし海も潜れぬ下等動物

だが二本足で立ち歩く
脳内で思考し苦悩する
語源を使う
それにも関わらず意思疎通が難しい
面倒臭い生き物だ

一凛の薔薇がある
「薔薇が綺麗ね」
と誰かが言う
「棘があるから怖い」
と誰かが言う
「花に興味は無い」
と誰かが言う

皆違う答え
これを個性とも言う
動物にも個性はある
だが人間の個性は厄介だ

少し人と違うだけでのけ者にされる
縦社会が多い

わたしはそこから離脱しようと思う
一抜けた
すると他の者も離脱し始める
二抜けた
気付けば個性溢れる社会が出来上がる
すると今度はどうだ
普通の者がのけ者にされる

普通とは何だ

色の無い者薄い者

普通に珈琲を飲む者
だが珈琲は普通に飲むから美味しい
わたしは美味しい珈琲が飲みたい
だから普通に戻ろう

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明日には会える?会えない?
花占いで蝕む時間

降り出した雨に気付かず
夢中で花をむしり取る

わたしは花の様に可憐では無いけれど
その蜜を吸う術を知っている
甘い蜜を嗅ぎ分ける力を持っている

しぶとくねちっこく執着に追い求め
むしゃぶりつくし吸い尽くす

これは優雅な蝶や蜜蜂と言うよりも
獰猛な吸血蚊に近い

追い掛け追い求め
愛情を吸い尽くす

わたしが悪いのでは無いのよ
あなたが出すフェロモンが強すぎるせい

胡蝶の様に可愛らしければ愛でられるけれど
わたしは叩き潰される厄介者
血を吸い上げた痕は腫れて痒くなる
そこに居た爪痕を残し存在をアピールする

花占いはまだまだ続く
お望みの結果が出るまで続く

いつの間にか雨は止んでいた
花占いも会えると出た
さあ出発の時間
あなたの全てを吸い尽くしに行くわ

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悲しきかな
己の醜さに嫌悪する

いつか見た美術品の美しい事
見た者を虜にする
視線を捕らえ離さない
わたくしめもそうなりたひと
刹那に願ひ
己を磨いて来たのです

如何せん
人間とは不自由な生き物で
輝ける時が来たと思へば
一瞬で朽ち果ててしまふ

体内の毒気が周り
皮膚の至る所から吹き出し
見るも無残に染め上げて行く

悲しゅうて、悲しゅうて
涙を流せば
白粉が崩れ落ちる

涙を流す事自体無い美術品
只深々と佇み
美だけを放つ歪み無き物

人間は如何せん
凹凸があり歪みもある

このままではあの人には会えぬと
また涙を流す

完璧に美しくなり
あの人に会いたひ
怨めしゅうあの人に
さすればきっとあの人の目には
わたくししか写らなくなるでせう

怨念と執着により求める美
それは全て
あの人の為

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泣いたって、泣いたって
僕の現実は変わらない

目の前の困難はまだ立ちはだかるし
頭の中の憎しみもまだ渦巻くし
泣いて花畑に一瞬で変わるのならば
幾らでも泣こう

だが現実は変わらない

それでも僕の涙は勝手に流れ
心に刺さった棘を
少しだけ抜き取り
頭の中に詰まった膿を
少しだけ溶かし
ほんの少しだけ楽にしてくれる

泣いた後の酷い頭痛に襲われても
これは治療の痕なんだと
自分に言い聞かせ耐える

腫れた目は戦いの証なんだと
自分を誇りに思う

そうして泣いて
少し気持ちをリセットしたら
明日からまた笑う

人は日々笑えるように泣くのだと気付き
泣く事を我慢ばかりしていると
人相の悪い不貞腐れた表情ばかりになる

ラジオで流れる音楽が雑音に聞こえるか否か
そんな違いで
泣かないか否か
心の鉛を増やす

僕は綿菓子の様に軽くありたい
軽やかな心でありたい

だから泣こう

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