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自己満足の詩集ブログです(=゜ω゜)ノ livedoorからのお引っ越しwww 基本ダークな詩が中心です(=゜ω゜)ノ たまに短編やら掌編やら小説も書きますm(__)m      最初に★入城案内★を読んでくれると嬉しいでつ(=゜ω゜)ノ
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小鳥 歌唄
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自宅警備員
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闇へとご案内致します。素敵な夢を見れるでしょう。
・・・多分ね。
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雷鳴の如く響く
雄叫び

それは苦痛の叫びか
喜びの叫びか

多分前者だろう

愛し、愛されたい
だが愛し方を忘れた
愛さなければ愛されない

愛でている猫なら居る
愛らしい
人間も愛らしいと思えたら
だが思えぬのだ
どんなに長所を探し当てても
思えぬのだ

気付けば醜さばかりが目に付く
顔に出来物を見つけただけで
失意していく

完璧な人間等いない
完璧な美
完璧な思想
完璧な人格

欠点があるからこそ人間なのだ
そこが愛らしいと思える様にならねば
生涯誰からも愛されぬだろう

雷鳴が轟く
悲痛な叫び

画家は完璧を求める
完璧な美を
芸術家は皆そうなのだろうか

他者に失意すると共に
己にも失意する

不の連鎖だ

愛は美しい
歪んだ愛ですら美しい
わたしは愛とは無縁の作家だ
だが愛を解く
愛について綴る

理想の愛
幻想の愛
無慈悲な愛

愛に焦がれるからこそ
最悪の愛を語れるのだ

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魂が抜けていく
白い息と共に
夜空へと舞う

無気力なわたくしは
何時だって洞窟の様に空っぽで
何を考えてもすぐに途切れてしまう

深々と降り始めた雪は
世界を白く染めた
わたくしの脳内も白く染めた

何も考えられない
只真っ白な頭で雪景色を見守る

あゝ雪解けが始まる頃
わたくしの心も解け
息吹きが芽吹くだろうか
何か思考が迸るだろうか

この苦悩かも分からぬ無気力さよ
冬季と共にやって来た
指先に力は入らず
布団に横たわる

常世の忌々しい雪虫
わたくしの体に集る

何時気付くのだろう
気付けはしない
己はとっくに屍なのだと

死体に集る雪虫よ
もう生気等無い
わたくしは美味しくはないぞ
今宵も夢現
白銀の世界に身を委ねるのだ

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この指とまれ小鬼ども
欲望に負けた情けない者
どの面見せて出向くのか
優しき心等持ち合わせていないが

辿り着く庭園は
余りにも美しく清く
剝き出しの牙も抜け落ちて腑抜けに
成り果てる

与えられし役割も
果たせぬまま進む未来
角などは早う捨てて
人間に戻りたい生物に

その目に映る蛇の道
乗り越える事すら出来ぬ過去
どの面下げて会いに行こう
まだ過ちを正せてはいないのに

懐かしき友に再会し
言葉が詰まり窒息死しそう
後悔ばかりが蘇り
君に言えない「ごめんね」の一言

小鬼は踊る
めくるめく時の流れに溺れ死ぬ
小鬼は歌う
失態とも言えぬ恥に悶え死ぬ
小鬼は廻る
運命に任せられぬ結末に苦悩死
因果の様だ
君と出会い別れを告げたあの日から
只の抜け殻になり
それでも記憶から消えない姿
欲望の果てに
小鬼に成り果てた哀れなかぐや姫

この指とまれ
未だ諦めきれない恋に縋る者よ

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僕の叫びを伝える術は
一体何が一番正解なのか

手紙を書くか
歌を唄うか
どの様な言葉を選べばいいのか
難解過ぎて分からない

只叫べばいいのか
それとも泣き叫べばいいのか
怒り狂ってみればいいのか
喜怒哀楽のどれかも分からない

言葉が駄目ならば絵を描こう
真っ白なキャンパスに広がる
真っ赤で真っ黒な絵
象徴するかの様な青い雫
これで伝わるだろうか

花は無し
動物も無し
星も無し
太陽すら無し

自分でも何を伝えたかったのかが分からない

あゝ難解だ難解だ

ショパンは音符に込め
ピカソは絵具に込めた

ならば僕はやはり言葉に込めよう

僕の叫びを聞いてくれ
恐ろしいのだ、恐ろしいのだ
人の微笑みが視線が三日月笑顔が
僕を笑っている僕を嘲笑っている
僕は人が怖いのだ

何が怖いか?何故怖いか?
心の内が見えないから怖いのだ
恐ろしいのだ

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清くあろうと願えど
仙人にはなれずに
憎しみばかりが勝日々

この世に未練など残さず
清々しく逝こうと思えど
忘れられぬ思ひがある

何て未熟で幼き己
成熟した大人の心など持ち合させておらず
赤子の様に泣くしか出来ぬ
あれが欲しいこれが欲しいと
駄々をこねては虚しさが増す

悲しみに明け暮れる日々
戦く切なさに
気休めの言葉など要らず
只側で抱き締めて欲しいと願う

行く先も分からない
定めなど知りもしない
会いたくて会えなくて
戻らぬ時を憎む

叶えられぬ夢に
叶わぬ思ひがあれど
会いたくて会えなくて
流る涙は募る

散り逝く花弁よ
風に乗り羽ばたけるように
種を蒔き息吹くまで
旅にでもでましょう

いつかは咲くでしょう
願った思ひも彼岸も
美しく清らかに
若草の芽が顔を出す

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純白に輝く無の世界
そこから何を生み出せばいいのか
悩み、考え
辿り着いた答え
それは蒼い雨粒だった

水が産まれれば草花が芽吹く
草花が芽吹けば生き物が息を吹き返す
そうして世界は作られるのだ

より美しく
より純粋に

汚れなき世界を

泥水を啜る者が居ない世界
そんな理想郷を目指し
歩み始める

屍を超えて作った世界等
愚か者の巣窟に過ぎない

花畑の頭だと嘲笑うがいい
滑稽だと笑うがいい
綺麗事だとは分かっている
だが良いではないか
それが理想郷なのだ
それが桃源郷なのだ

一度世界を白紙に戻そう
一から作り直すのだ

その為に破壊しよう
世界を人々を世の中を

あゝ理想郷の前に
黒き雨が降るのだな
そうして戦は起こる
果てしなく
いつまでも

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カメラのレンズ越しに写るアナタは
とても美しかった
夢中でシャッターを切る
レンズ越しに見る瞳
わたくしを虜にした

しかし写真を現像してみると
そこに写る姿はとても醜かった

何故(なぜ)、何故(なにゆえ)

例えレンズ越しでも
わたくしの目で直接見たアナタ
恋は盲目と言う
美化されて写っていたのだろうか

瞳に写る姿と
紙に写る姿は
別物なのだ

どちらが正しい姿なのか
わたくしには分からない

よく聞く話だ
写真は真実の姿を映すと

アナタは本当は醜いのかもしれない
歪んでいるのかもしれない
だがわたくしには美しく見える
紛れも無く美しい

こんな事を言う者が居た
鏡に映る己の姿
美しく見えるか醜く見えるか
それは己の心次第だと

ならばわたくしの心は?
わたくしの心はどうなのだろうか
清くあればある程世界は美しく見え
薄汚れていれば世界は醜く見える

わたくしはアナタが清く思えた
だが本当は違っていたのかもしれない
それでもいい
それでもいいのだ
アナタは美しい
わたくしの心がそう叫んでいる

たかが紙切れ一枚や二枚、数百枚に
振り回されたりはしない

わたくしはアナタに恋をしている

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ポツポツと落ちる雨音
あゝなんて美しい音色だろう
心静まる

だがそこに至るまで
私の耳は雑音に犯されていた

耳障りな歌
耳障りな声

爆音を鳴らし
静寂な夜を走り抜ける
バイクの音

ただ走るだけならばいい
騒音を鳴らすのだ

地響きの様に鳴り響き
私の耳を犯す
耳も頭も痛くなり
布団を頭から被っては叫ぶ

「五月蠅い、五月蠅い」


だが雨の日は良い
その音がしないのだ
雨の中は走らないのだ

静寂な夜に雨音だけが響く
これこそソナタだ
雨の夜の月下美人のソプラノだ

私は久しぶりに耳を澄ます
雨音に
音色に

あゝ雨は嫌いだ
憂鬱になる
そう思っていた日々が懐かしい
今では雨の日が待ち遠しい
恋焦がれる乙女の様に

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