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自己満足の詩集ブログです(=゜ω゜)ノ livedoorからのお引っ越しwww 基本ダークな詩が中心です(=゜ω゜)ノ たまに短編やら掌編やら小説も書きますm(__)m      最初に★入城案内★を読んでくれると嬉しいでつ(=゜ω゜)ノ
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紅に染まる笑顔
それは何とも恐ろしく
何とも悍ましく
恐怖した

血塗られた顔の様で
怒りで真っ赤に燃え盛る様で
笑顔でも心は程遠かった気がする

人は皆笑顔の仮面を被り
仮面の下ではどの様な顔をしているかは分からない
本当の、信実の顔を隠す

わたしは人の心を読む術を学んだ
仮面の下の信実の心を

声のトーン
大きさ
言い回し
仕草

様々だ

だがわたしが辿り着いた答えは
隠す事が上手い者に隙は無い
完璧なピエロなのだと悟った

だからわたしは人の笑顔を信じぬ
決して信じぬ

その仮面の下は
怒りや悲しみ、憎しみや憎悪
様々な顔で歪んでいるのだと
心掛ける様になった

笑顔で嘘を吐く人間に出会った日から

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良かれと思い
優しさの水を与える
だが与え過ぎれば
花は枯れてしまう

気付かづに水を与え
根までも枯らし
根絶やしにしてしまう

一度死んだ花は再び咲かず
種を蒔かなければいけない

始めから育て直す
今度は枯れない様に

大事に、大事に

だがそれも仇となり
愚かな者は学習をせず
水を与えすぎる

余計な肥料をやり
歪んだ花が咲く

土の中に埋もれる心は
ズタボロの雑巾の様

見える花だけ美しくとも
見えぬ部分は悲惨な姿だ

そうして又枯れて逝く

人よ
学習せよ、学習せよ

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無が襲ってくる
無の極致が

生気は失われ
活力も殺げる

余りにも周りが眩し過ぎて

僕は暗闇へと押し入られる

闇の中は心地よい
だが虚しく、寂しい

蛇に丸呑みをされ
そのお腹の中に居る様だ

暗く、段々と消えて逝く

いつからそうなったのだろうか
試案する事すら出来ない
もう脳は働くのをやめてしまったのだ
否、考えるのをやめてしまったのか

僕は暗闇の中を彷徨い
永遠の妄想に浸る

栄光の光を浴びる自分の姿
愛した人に愛される姿

ふと我に返った時
虚しさが増す
それでも止まらない
止めてしまえば
本当の自分すら失ってしまうから

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私が住むお城は
茨に囲まれていて
幸せを逃がさない様に
棘で縛り付けている

不幸を追い払う様に
茨は棘を伸ばし
人も遠ざけ誰もが
入る事の出来ない
虚空の城

お城の中は広いけれど
広すぎて寂しくて
独りぼっちで過ごす日々
やがて慣れても
虚しさだけが残る

庭師は言った
「ここは毒の城だ」と
誰もを遠ざけ愛さえ遠ざけ
様子を見に来てくれた人を
傷付けて帰してしまう

私は抜け出せない
茨のお城から
誰か助けてよ
王子様は来ない

私は出られない
茨のお城から
もし茨を燃やせたらそれは
私が変わると言う事

私は変われるの?
私は生まれ変われるの?
哀れで醜い孤独な心を
変えてしまう様な
出来事は起きるの

今、私は事件を待っている

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幸福と言うモノは儚過ぎて
すぐに消えてしまう
気付けば涙を流し
怒りに身を任せている
何度も消しても燃え上がる
怒りの炎
救えるのは神か悪魔か

立ち止まって見る風景に
誰かを待っている様に
只佇んで眺め願う
次こそは…

願いが消える
希望と共に
優しさは灰となり
悲しみと憎しみだけが生きる

絶望の片隅で
切なさが産まれ
再び涙を流す時は
又優しくなれているのかな

幾度となく消える幸福に
儚い花弁が散る様に
わたしの希望も散ってしまう
丸裸にされた木々
恥じらいも無く
怒りを述べて燃え上がる
日々…

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空洞になった心
冷たい風が吹き抜ける
手先は冷たくなり
感覚を失う

仮初の恋だったとしても
確かに貴方はそこに居た
穴を埋める為
幾重もの人と体を重ねる

それでも埋まらない穴
温もり等無い

体中が冷える

一層の事貴方を殺め
滅茶苦茶に潰してしまいたい
その肉の塊で穴を埋める
きっと冷たい風はもう来ない

歪な愛へと変わって行った
私の心は汚染されて逝く

手に入らないのならばと
私は命を絶とうかどうか

空洞の心は今でも空洞
他の誰かじゃ埋めれない
執着とも言える恋に
終わりの無い恋に
私は疲れも知らず
彷徨い続ける

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初めて君を見た時
言葉はいらなかったよ
瞳の中に私が映り
私の瞳の中には君が

互いに寄り添い歩く
そんな日々も良かったかもね
淡泊な君は甘える事より
無言で側に居てくれた

目と目が合って
頭を撫でて
くすぐったそうにする君に
私はいつも嬉しそうに笑い
無邪気な子供に戻っていた

さよならと言う言葉何てまだ知らなかった日々
朝目が覚めれば当然の様に
側に居たから
独りぼっちの部屋は静寂で
空っぽになった空間が
心に穴まであけてしまう

例え永遠の別れだとしても
私は君を忘れない
だって君は確かに私の記憶に刻まれているんだ

決してもう二度と会えないとしても
私は君を忘れない
だって君は確かに私と共に生きたんだから

君と私の銘は
骨に刻むよ
煙に巻かれて空を泳ぐ君を
見送ったから

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強風に飛ばされる火の鳥
それでも炎が消えぬのは
何故か

そこまでの熱意があるのか
そこまでの怒りがあるのか

消えぬ炎は豪雨をも掻き消し
燃え盛る

この様な情熱
わたくしめには無く
否、昔はあったのかもしれない

だが今は無く
無に等しく
只その日暮らしをしている

何故そうなってしまったのか

挫折を味わい
後悔を知り
屈辱を覚え
無になった

今一度、今一度と
燃え上がろうと試みてみるが
炎は上がらず
朽ちた鳥のままでいる

周りで飛び回る火の鳥が羨ましい
そして恨めしい

何故、何故燃え盛れる

夢を失った訳では無い
希望を失った訳でも無い
只無なのだ

わたくしめの頭の中は
無なのだ
がらんどうなのだ

小石を蹴飛ばし
いじけている幼子と同じだ

わたくしめが今一度燃え上がれるのならば
閻魔様の元へと逝こうか
胎児からやり直すのだ

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