忍者ブログ
自己満足の詩集ブログです(=゜ω゜)ノ livedoorからのお引っ越しwww 基本ダークな詩が中心です(=゜ω゜)ノ たまに短編やら掌編やら小説も書きますm(__)m      最初に★入城案内★を読んでくれると嬉しいでつ(=゜ω゜)ノ
| Admin | Write | Comment |
プロフィール
HN:
小鳥 歌唄
HP:
性別:
非公開
職業:
自宅警備員
趣味:
無関心
自己紹介:
詩を唄います。
不思議な不思議なお話をご用意しています。
醜い醜い詩をご用意しています。
闇へとご案内致します。素敵な夢を見れるでしょう。
・・・多分ね。
長編小説
短編集等
最古記事
(04/09)
(04/10)
(04/11)
(04/17)
(04/18)
最新記事
(01/22)
(12/27)
(11/19)
(11/06)
(10/29)
カレンダー
02 2025/03 04
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
バーコード
ブログ内検索
共有
初めて君を見た時
言葉はいらなかったよ
瞳の中に私が映り
私の瞳の中には君が

互いに寄り添い歩く
そんな日々も良かったかもね
淡泊な君は甘える事より
無言で側に居てくれた

目と目が合って
頭を撫でて
くすぐったそうにする君に
私はいつも嬉しそうに笑い
無邪気な子供に戻っていた

さよならと言う言葉何てまだ知らなかった日々
朝目が覚めれば当然の様に
側に居たから
独りぼっちの部屋は静寂で
空っぽになった空間が
心に穴まであけてしまう

例え永遠の別れだとしても
私は君を忘れない
だって君は確かに私の記憶に刻まれているんだ

決してもう二度と会えないとしても
私は君を忘れない
だって君は確かに私と共に生きたんだから

君と私の銘は
骨に刻むよ
煙に巻かれて空を泳ぐ君を
見送ったから

拍手[2回]

PR
                              
      
強風に飛ばされる火の鳥
それでも炎が消えぬのは
何故か

そこまでの熱意があるのか
そこまでの怒りがあるのか

消えぬ炎は豪雨をも掻き消し
燃え盛る

この様な情熱
わたくしめには無く
否、昔はあったのかもしれない

だが今は無く
無に等しく
只その日暮らしをしている

何故そうなってしまったのか

挫折を味わい
後悔を知り
屈辱を覚え
無になった

今一度、今一度と
燃え上がろうと試みてみるが
炎は上がらず
朽ちた鳥のままでいる

周りで飛び回る火の鳥が羨ましい
そして恨めしい

何故、何故燃え盛れる

夢を失った訳では無い
希望を失った訳でも無い
只無なのだ

わたくしめの頭の中は
無なのだ
がらんどうなのだ

小石を蹴飛ばし
いじけている幼子と同じだ

わたくしめが今一度燃え上がれるのならば
閻魔様の元へと逝こうか
胎児からやり直すのだ

拍手[0回]

                              
      
這いつくばって手を伸ばした
届かない過去
変えられない、変わらない
未来現在

愛しくて、恋しくて
ぐしゃぐしゃに泣いていた

蹴とばされた思いは
何処へ辿り着けばいいのだろうか

手を伸ばして縋りついた
思い出は
何時まで経っても消えなくて
残酷で残忍で
針山の上を裸足で歩き続けている

滴る血を眺めては
貴方が欲しいと叫んで
潰れた喉で枯れた歌声で
空に飛ばすんだ
この思い

失ってしまったモノは
二度と戻らないと知り
遅すぎた気付きに涙し
海に叫んだ

形あるモノよ
見える雫よ
この掌にに握り締めて

今度こそは離さないと
自分に言い聞かせる

遅すぎた気付きの想いに
顔を歪め泣いた

拍手[0回]

                              
      
優しくしている訳では無い
憐れんでいるのだ
弱り逝く老人に

まだ幼き心を持つ私は
あの頃の父の姿のままだと感じている

だが明らかに弱って行く姿を見て
微笑み、哀れみ、愉快痛快と
目を見開いて観察している

鬼の様な形相だった父が
仏の様な顔に変わっている

これが老いると言う事か

だが私の心は幼きまま
記憶は鬼の様な父のまま

だから油断は出来ない
隙を見せてはいけない

最後を見送るまでは
憐れんで楽しもう
そして最後が来た時
ようやく私の心は解き放たれるのだ
解放されるのだ
恐怖から
怒りから
憎しみから
苦しみから
全てから

蛇の道は終わる
老いぼれの死を持って

拍手[0回]

                              
      
この目閉じて
君を思い出す
どんな顔をしていたか
どんな声をしていたか

遠い遠い昔の事で
幻想の様に薄れている

掠れた思い出
薄れた記憶
それでも居座る存在

消えそうで消えない
脳裏にこびる付く焦げの様
時々痛み
唇が痺れる

もう少し
あと少し

側に居られたらと
寄り添えたならと
この思ひ伝えられたのならば
蛇の道も超えられた

夢で再び出会っても
現では別世界を歩む
深い溝や距離をより感じ
切なる思ひが溢れ出る

「さよなら」を言おう
君に、思い出に

何度も己に言い聞かせた

絶つ事等出来ず
惨めったらしく繋ぎとめてしまう

拍手[0回]

                              
      
君が咎めた正体は
優しさだったのだと知らない

君が罵声した言葉は
思いだったのだと知らない

互いに知らずに暴言を吐く

互いに知らずに傷付く

あゝ何たる馬鹿げた事だ

互いを思い合って
互いを傷つけ合う
罵声、暴言、咎め、葛藤
茨の鞭で締め付け合う

水の流れは悪くなり
濁り滞る

これではいけない
このままではいけないと
流れを良くしようと石ころを退ける
それでも流れは良くならない

血管は沸騰し
いつかは破裂するだろう

冷却しなければならぬと
わたしは心を凍らせた
溶けぬ様に、解けぬ様に

だが君の心は噴火したままだ

あゝ再び流れが悪くなる

罵声、暴言、咎め、葛藤
再び始まる罪と罰の争い

ラグナロクが始まる

拍手[0回]

                              
      
深く青い海にこの身を沈めて
静かに眠りたい

永久に目覚めなくていいの
わたしは眠れる人魚姫

王子様は来ないと知っている
別の誰かと結ばれた
来るのは裸の王様ばかり
わたしは宝石じゃないわ
飾り物になるのは嫌なの

静かな海に身を潜めて
終わりが来るのを待つだけがいい

安らかな、とても安らかな眠り
茨に傷付けられ過ぎて
ボロボロの心も肌も醜くて
誰にも見せたくないの

美しさを求めてばかりいた
わたしやわたしの周りの人達
毛嫌いされた醜いわたし
これはわたしではないのだと
否定をされて拒絶をされる

疲れた心を癒すにも
コンクリートのベッドでは休めない

だから海の底に
静かで暗い海の底に沈んだ

揺らぐ、揺らぐ
髪が揺らぐ

冷たくて暖かいわ

拍手[2回]

                              
      
失ったモノを取り戻そうとする
歪な欲望が手招いて
支配を言う名の檻に閉じ込める

逃げ出す蝶や小鳥よ
毒の蜜に溺れて逝きなさい

天から降り注ぐ黒い雨
誰の涙かは知らないけれど
私のせいだと言う事は分かる

絶望ばかりの夢を行き来した
長い彼岸花の道

託された思いは灰になって
風に攫われ死神になった

届けたかったのはアナタ
届かなかったのは明日

約束を交わしたはずなのに
失ってしまった

取り戻そう
又取り戻そう

歪な欲望よ絶望よ
取り戻そう

逃げた蝶よ鳥よ
お戻りなさい

叫んでも叫んでも戻らない
明日にはもう届かない

拍手[2回]

                              
      
≪ Back  │HOME│  Next ≫

[3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13]

Copyright c ♪蝶歌美詠堊城♪。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Material By 御伽草子 / Template by カキゴオリ☆
忍者ブログ [PR]