一人ぼっちの少女
愛を求めて歩き回る
けれどもそこは小さな箱庭
出る事は決して許されない
一人ぼっちの少女
愛はどこにあるかも知らない
箱庭の中の世界しか知らない
決して出ようとも思わない
小鳥が一匹
愛の歌を唄う
兎が一匹
世界の歌を唄う
一人ぼっちの少女
初めて知った外の世界
憧れ焦がれ増すばかり
それでも出ない箱庭からは
何故少女は出ないの?
何故少女は旅立たないの?
一人ぼっちの少女
ずっとずっと待っているから
愛が訪れる日を待っているから
いつか出会ったあの人が迎えに来るのを
待っているから・・・
待っているばかりでは世界も愛も見つからない
その事に気付くのに、後何年?
気付く事しら気付かない
その事に気が付くまで、後何年?
一人ぼっちの少女
今日も箱庭で待っている
あの人の愛を
あの人が世界へと連れ出してくれる事を・・・
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