長い長い坂道を上って
転がり落ちた絶望の欠片

砕け散った大切な何か
凍り付いた特別な何か

怠く退屈な日常に
甘いジャムで塗り潰してあげる

しがみ付いて捨てれない何か
絡み合った複雑な何か

気付けば私はここに一人
誰もが居る筈の場所に居なくて
誰かがおいでよと手招いてる
扉を開ければ何かが分かるの？

私は何を失くしたの？

特別な存在だよって
語り継がれた物語だよって
約束した筈じゃない

空白の愛情なんて
空っぽの鳥籠みたい
退屈で死んじゃうわ

ねぇ・・・ねぇ・・・

もう疲れたんだよ
坂道はどこまで続くの？
私を笑うの？

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