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自己満足の詩集ブログです(=゜ω゜)ノ livedoorからのお引っ越しwww 基本ダークな詩が中心です(=゜ω゜)ノ たまに短編やら掌編やら小説も書きますm(__)m      最初に★入城案内★を読んでくれると嬉しいでつ(=゜ω゜)ノ
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小鳥 歌唄
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非公開
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自宅警備員
趣味:
無関心
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詩を唄います。
不思議な不思議なお話をご用意しています。
醜い醜い詩をご用意しています。
闇へとご案内致します。素敵な夢を見れるでしょう。
・・・多分ね。
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深い深い森の中
迷い込んだ兎
右か左か
上か下か
どちらへ行きましょうか

陰る空に森は深く色付く
怖い怖い狼に出会ったらどうしましょう

迷路をさ迷い
小鳥に道を教えて貰い
一番星を目指して進む

どこからか音がするわ
怖い怖い狼に出会った
私はこのまま食べられちゃうの?

「可愛い可愛いお嬢さん。アナタの血は何色ですか?」

尋ねる狼に兎は答えた

「私の血は真っ黒ですよ。」

このままじゃ食べられてしまうわ
助けてナイト
私のナイト

小道に転がっている林檎を見つけ
どうぞと狼に差し出してみた

「林檎の血は赤いのよ。甘いのよ。」

喜ぶ狼は林檎を頂く
美味しく頂く

気付けば狼は青い血を吐き
泡を吹かせ眠っていました

「私の血は黒いのよ。真っ黒なのよ。」

兎は美味しい毒の蜜を
林檎に一滴混ぜてあげていた

私のナイト
私がナイト

一番星を目印に
兎は迷路の森の出口を
見つけた見つけた

そこは鋳薔薇の楽園だった

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