気付けばこの世界は色あせていた
無色にも近い透明な世界
一人彷徨い前も見えなくて
どうすればここから抜け出せるだろうか
逃げ出せるだろうか
人は信じ裏切られ
それでもまた信じてしまうのはどうして?
記憶のどこかにある愛情を求め
また裏切られてしまう
幸福の鐘よ鳴り響け
この荒れた大地に息を芽吹け
確かにある真実だけを見つけて
またどこかへと旅立とう
風が呼んでいる
こちらの水は甘いと誘う
決して報われない願いがあるとしても
また祈ってしまうのは何故?
微かに揺れた花弁に託そう
いつかは色が戻り
幸福の鐘が鳴り響くと
願い、また願い
朽ち果てて逝く
[2回]
PR
http://utau.kagome-kagome.com/Entry/117/願い