空っぽの穹に空っぽの心
何が愛おしくて何が狂おしいか
どれが大切でどれが宝物か
それさえも分からない
皮肉なダンスパーティーに
天使の歌声が木霊する
心が欲しい、心が欲しいと・・・
僕が歩いて来た道は
険しくて鋳薔薇の道だった
絡みつき
フォークを刺してパスタの様にクルクル巻いて
邪魔な道をどけてしまえば何も残らない
一旗揚げようと奮闘をし
掌を真っ黒にして書いた歌
けれど天使は歌ってはくれない
空っぽだった穹に夢が欲しくて
それだけを頼りに歩んできたけれど
今は疲れ切ってしまっている
空っぽだった心も萎れ
いくら水を注いでも花は咲かない
今夜も開かれる皮肉なパーティー
足が縺れても踊り続ける
いつかこの想いが届き
天使が僕の歌を歌ってくれると信じて
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