知らなかった
こんなにも寂しいと言う事を
アナタに会えない日々が続く
近くで声が聞こえる様な気がして
振り返ると誰もいない
空っぽの空だけがある
素敵な恋にしようと思った
遠ざかっているとも知らずに
近づこうとしてばかり
距離が縮んだと感じていた
気づけばアナタはどこにもいない
僕はただ夜空を見上げた
この星空の下でまた巡り合える
そんな希望は死んでしまっていた
忘れる事が簡単に出来るのならば
初めから恋等していなかっただろう
終わらせる事を簡単に認めてしまったら
全ては死んでどこへ向かえばいいと言うのか
手を伸ばせば触れられそうで
必死にもがいてアナタの名を呼んだ
それは幾千も遠い事なのに
そんな錯覚を抱いてしまう
僕はこれから旅立とう
アナタを忘れる為じゃなく
アナタを思い出に変えるために
[1回]
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