夜空に捨てた希望
微かに光る小さな炎
向かい風に煽られながら
僕は走るんだ月まで
永遠と言う名の誓いを立てて
一緒になったはずなのに
気づけばすれ違いばかりで
バラバラに砕けた飴玉
あの日の僕らはとても弱くて
今にも消えそうな光を頼った
あの日の僕らはとても儚くて
風に飛ばされない様にしがみ付いてた
何故人は離れる
何故人は嘘を吐き
何故人は裏切るのだろうか
確かにあった幸せは
気づけば粉雪の中で溶けてしまった
小さく儚い僕らの希望は
月へと辿り着く前に消えて
大きく偉大な僕らの不安は
太陽までも溶かすほど燃え上がる
夜空に捨てた希望は
真っ逆さまに地上へと落ちて
月まで辿り着けない僕は
風に飛ばされて消えて行った
儚く消えて行った・・・
[1回]
PR
http://utau.kagome-kagome.com/Entry/166/月