永遠の夢を
少女は願う
永遠の歌を
少女は唄う
まだ世界が玩具だった頃
メリーゴーランドは回り
空はキラキラ輝いていた
薔薇色の紅茶に黄金色のクッキー
終わらないお茶会を楽しんでいた
全てが完璧だったとは言わないけれど
望む物は確かにあった
少女が恋を知った頃
メリーゴーランドから降りて
お茶会も終わった
子供の遊びはもうお終い
少女は少女を辞めようとする
全てを捨ててしまったせいか
望む物は黒く染まった
少女が恋を失った頃
そこには何も残らなかった
涙は枯れ果て
心は砕け
思い出は朽ち果て
血と肉だけが残る
もう一度戻ろう
あの楽しかった頃に
世界が玩具だった頃に
メリーゴーランドに乗り
お茶会をしよう
大切なモノを失った彼女は
もう少女には戻れない
時間を戻して
時間を戻して
神様に願う
彼女は深い眠りについた
夢の中なら少女でいられる
永遠の少女でいられる
彼女は願う
永遠の少女に・・・
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