もう眠ってもいいだろうか?
空っぽの笑顔で過ごす日々
未来が怖くて目を逸らし続けている
僕の足元には地獄が広がり
小さな光さえ闇に変えてしまう
夢の中が心地よくて
ずっと眠っていたいと願うけれど
意地悪な天使が邪魔をしてくる
人の心は嘘で固められ
知らず知らずに自分を壊しつづけている
僕の足首は毒蛇に噛まれ
前に進む事が出来ずにいる
願いは沢山あるけれど
叶える力が余りにも弱すぎて
退屈な悪魔に笑われている
希望を抱いて産まれて来たはずなのに
現実は苦すぎて
僕には苦すぎて
妄想の海に飛び込んだ
甘い蜜だけ選ぶ蜜蜂の様に
甘い道だけ選べれば
淡い恋を夢見る少女の様に
淡い夢だけ見続けられたら
砂利道を裸足で歩いて
僕の足はもうボロボロで
これ以上は歩けないと
泣いて泣いて叫んでも
それでも進めと過去が背中を押してくる
どこまで歩いただろうか
どこまで進んだのだろうか
体は泥の様に重く
心は氷の様に冷たい
もう眠ってもいいだろうか?
とても眠たいんだ
とても疲れたんだ
もう眠ってもいいだろうか?
何も考えない様に
何も願わない様に
明日になればまた空っぽの笑顔を見せるよ
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