深紅に燃える花弁
何に怒り
何を憎むのか
それは激動な愛情に飢え
そして劇場な愛情を求める
欲した物が手に入らずに
駄々をこねる赤子の様に泣き散らす
花弁も又、撒き散らす
深き憎しみと愛情の狭間で揺らめき
まるで人魚姫の様に苦悩する
ならば一層泡になって消えてしまえれば
どんなに心が楽だろうか
知りながらも
今日も真っ赤に怒る花弁
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