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当たり前だと思っていた事が、当たり前じゃなくなる
当たり前に出来た事が、当たり前に出来なくなる
退化して行く自分に嫌悪する
歪んで行く世界に憎悪する
幸せな未来を描けなくなると
過去にばかりに縛られ時が止まる
それでも前に進もうと重い足を踏み出す
踏み出した途端に行き止まりの札を突き付けられる
僕の存在に不良品のシールが貼られる
健全な思考
健全な心
健全な体
全て揃っていない僕は不良品だ
不良品は受け入れて貰えない
不良品は理解して貰えない
もがき続ける中で
毎日飲む大量の薬
いつまで飲み続ければいいのか分からない
大量の毒
あぁ、この毒を一度に沢山飲んでしまおうか
あぁ、この毒で終焉を迎えようか
そうして全てを捨て
そうして全てを終わりにすれば
どれ程楽だろうか
頭の中で悪魔が囁く
「もう終わらせてしまおう」と
「もう楽になろう」と
僕を踏み留めているのは
少しの楽しみと
少しの快楽
僅かに残っている小さな楽しみ
だけどそこに希望は無い
残念ながら希望は持ち合わせていない
何度も味わう屈辱と苦痛
何度も繰り返される苦悩
いつか解放されると
信じてもいいのだろうか
いつか受け入れられると
望んでもいいのだろうか
世界は誰もが思っている程
優しくはなかった
世界は僕が思っている程
幸せではなかった
今夜も眠る
明日は良い事がある様にと願いながら
今夜も眠る
明日は素敵な事が起きる様にと願いながら
僕は眠る
早く永久の眠りが訪れる様
祈りながら