私は不幸と悲観する
こんなにも哀れで可哀そう
どうか私を慰めて
そうして君は自慢する
こんな事も出来るのよ
美しいでしょ褒めて頂戴
ご機嫌取りの小鳥達は疲れ果て
一匹、二匹と居なくなる
小鳥が減ったら補充する
一匹、二匹と捕まえる
こうして永遠に哀れまれ
永遠に褒め称えられる
そう思ってお思いでしょう?
愚かな愚かなお姫様
王子様は当に逃げたと言うのに
気付きもせずにお城に留まる
全ての小鳥が居なくなる時
お姫様は気付くでしょう
大事なモノは何一つ残ってはいない
大事な人は誰一人側に居ない
そうして己を哀れんで
己を愛でて生きるでしょう
他者からは愛でられずに
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