言葉をあげよう、君の為に・・・
私は多くを知らないけれど
幾万の時を刻み
幾年の時を得て
いつしか君に届くのならば
此処に言葉を残そうではないか
何処かへと渡り何処かへと辿り着く
空白の時間は旅を終え
満載の潮に満ち溢れる時
きっと君に届くだろう
必ず君の元へと、辿り着けるだろう
私の言葉は歪だけれども
深く刻み込まれるだろう
私は多くの言葉を知らないけれど
たった一言届けよう
その一言には、私の全てが詰め込まれているよ
私の全を閉まっておくよ
私が生きた証が・・・
長い永い手紙の到着を、待っていておくれ
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