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自己満足の詩集ブログです(=゜ω゜)ノ livedoorからのお引っ越しwww 基本ダークな詩が中心です(=゜ω゜)ノ たまに短編やら掌編やら小説も書きますm(__)m      最初に★入城案内★を読んでくれると嬉しいでつ(=゜ω゜)ノ
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小鳥 歌唄
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自宅警備員
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詩を唄います。
不思議な不思議なお話をご用意しています。
醜い醜い詩をご用意しています。
闇へとご案内致します。素敵な夢を見れるでしょう。
・・・多分ね。
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君との約束を果たそう
あの日した約束を

僕は君に縛り付けられ
君は僕を捕らえたまま
年月だけが過ぎていた

約束と言う呪い
振り回され
藻掻き
泥水に足を沈め
暗闇へと喰われて逝った

翼は捥ぎ取られ
羽ばたく事も出来ない

空が遠い
愛おしくて
恋しくて
届かない

この呪縛は重く
生涯を食い物にする
この戒めは固く
安命を妨げる

今こそ約束を果たそう
君の首筋にナイフを
滴り落ちる赤い薔薇
君の命を絶てば
僕はようやく解放される

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御伽噺に憧れた
自分はお姫様だと
信じてやまなかった
あの日々が懐かしい

星は輝き
虹は煌めき
太陽は燃え
私の心も燃えていた

気持ちが高ぶり
ビルから飛び降りようとした
空が飛べると思ったから
世界を手に入れたと思ったから

誰からも愛され
崇められ
求められ
欲され
贅沢な毎日

何て素敵なのでしょう
何て素晴らしいのでしょう

正に夢物語

現実は血の雨が降っていた
私は叩き付けられ
這い蹲り
踏み付けられ
罵倒された

そうして気付く
王子様は来ないのだと
これは夢物語なのだと
夢は何時かは覚めるのだと

目覚めた私は
醜いシンデレラだった
薄汚れた嘘に犯され
私の心も腐敗していた

只一つ、真実がある

愛したあの人への想いは
それだけは本物だった

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君から貰った言葉が
脳内をぐるぐると廻る
脳壁にこびり付き
剥がそうとすれば痛みを伴う

これは呪いだ
永遠に消えない
報復の呪い

君が僕を離してくれない
君が僕を解放してくれない

僕は鎖に繋がれて
のたうち回るピエロ
笑っている
君が笑っている

僕の呪縛でデザートを頂く
フォークとナイフで突き刺して
美味しく頂く
僕の血潮の涙

あゝ、何という喜劇だろうか
それでも僕は
君に恋をしている

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欲望に釣られ
蜘蛛の巣に囚われた
愚かな生き物よ
嘆くがいい

己の愚かさに
不届き者よ
嘆くがいい

その蜘蛛の巣は
鋼で出来ている
そう簡単には抜け出せまい
藻掻き、苦しみ
悶え、涙を流せ

足音もせず
背後に近寄る
罰と言う名の蜘蛛
真っ赤に瞳を光らせ
大きな牙を剥き
お前を喰らうだろう

バラバラに身を裂け
血は溢れ出し
生命を感じるだろう

薄れて行く
消えて逝く

己の儚き命
刹那に散り逝く
己の馬鹿げた命

大喰らいは損をする
だが粗食も損をする

ならばどう生きればいいのか
誰に問えばいいのか

鳴り止まぬ鐘と共に
祈りを捧げよう

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痛みを知らない人間に
痛みが分かると言うのか

殴られた痛み
傷付けられた痛み
捻じ伏せられた痛み
踏み躙られた痛み

沢山の痛み

幸せそうに笑っている
小鳥がお空を舞っている
そんな人間に
この痛みが分かると言うのか

想像してみるがいい
絶望を知るがいい

だが分かるまい
経験をした事が無いのだから

小鳥は鳥籠に囚われて
翼を捥ぎ取られ
足を切り落とされ
喉を潰された

それでも笑っていられるだろうか
今お前に問おう

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腹を痛めて産んだ
だから愛おしいのだろう
だがこちらは腹を痛めていない
只産声を上げ
泣き続けただけだ

その愛に答えられるのか
答え様と努力する
だが伝わらない
もどかしさだけが残る

プレゼントをしよう
喜んで貰えるだろうか
期待に膨らむ胸
だが喜んだ振りだけだ
その後愚痴や文句が漏れる

欲する者とは違うのか
ジャンクはいらないのか
例え壊れていても
その腹の中から産まれた

愛情が欲しい
そう願い
そう思い
必死に生きる

認められたい
求められたい
そう思い
そう願い
必死に笑う

だがもう疲れた
時計の針は止まらない
刻々と時を刻み
亀裂を大きくする

あゝ母なる人よ

貪欲だ
期待に背けない
願望を叶えられない
何て貪欲だ

僕は旅立とう
誰にも束縛されぬ
自由な空へ

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僕の事は忘れて欲しい
僕は君の事を忘れはしない

これが地獄だ

忘れ去られる
そして留まり続ける
寄生虫の様に
僕を蝕む
腐って逝く
僕の心
僕の体

あゝ空は何て晴れやかなのだろう
まるで君を祝福しているみたいだ
憎らしい、憎らしい

僕は星屑になり
地面に砕け散る

君は太陽になり
天から仰ぎ見る

不公平な二人
不公平な関係

他が為に神は行く
僕には何も差し伸べない
絶望と失望の真夜中
常世に吐き眠る

あゝ空が憎い

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誰かのモノになるくらいなら
喰ってしまおう
そうして体内で一つになり
共に未来を逝くのだ

強かに求め
貪欲に貪り
強大に浴びる

それが愛なのだと

他が為に血は流れる
競うモノだから
奪い合うモノだから
そうして溜めた
血流の花瓶

美しく彩る花々は
勝者の証

手に入れる為
悪魔に魂も売ろう
神に跪こう
朽ち果てるまで祈ろう

叶わぬと誰かが言うならば
喰ろうてしまおう
それが荊の愛の道

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