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自己満足の詩集ブログです(=゜ω゜)ノ livedoorからのお引っ越しwww 基本ダークな詩が中心です(=゜ω゜)ノ たまに短編やら掌編やら小説も書きますm(__)m      最初に★入城案内★を読んでくれると嬉しいでつ(=゜ω゜)ノ
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闇へとご案内致します。素敵な夢を見れるでしょう。
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朝顔は咲く
まるで笑顔を振りまく様に
花弁は開く
誰かに笑顔を届ける様に

その一瞬の出来事が
とても美しく
とても尊い

だが花弁は散る時は
まるで人生の終わりを告げる様だ

夏色の風と共に咲き
そして散って逝く

その短い命で何を想うだろうか
その短い寿命で何を語るだろうか

一夏だけの命
それは余りにも尊く
それは余りにも美しく
それは余りにも残酷で
それは余りにも無残で
それは余りにも不憫で
それは余りにも儚い

朝顔は咲く
一時の笑顔の為に

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嘘吐き狼は言いました
「君は愛されている」
と…

臆病兎は言いました
「どうしたら信じられるの?」
と…

嘘吐き狼は言いました
「自分が君の事を愛しているからだ」
と…

臆病兎は言いました
「証拠を見せて欲しい」
と…

嘘吐き狼は言いました
「僕が君を食べてあげる」
と…

臆病兎は言いました
「どうして食べたら証拠になるの?」
と…

嘘吐き狼は言いました
「食べれば僕と君は一つになれる」
と…

臆病兎は言いました
「それならどうぞ食べて下さい」
と…

嘘吐き狼は臆病兎を食べました
そして満足そうに笑いました

これが世界なのです

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世界はこんなにも広いのに
僕の命はこんなにもちっぽけで
その灯が消えたとしても
誰一人とて気にもしないだろう
気付きもしないだろう

それでも必死に生きて行く
花瓶の中を涙でいっぱいにしながら
生きていかなければならない

そこに理由が存在する限り
その意味を知っている限り

だが理由も意味すらも無くなってしまったら
分からなくなってしまったら
そして気付いてしまったら

この命は無意味なのだと

僕と言う存在価値は無く
誰一人とて求められず
ただそのに居るだけの物と化してしまった時
僕はその時点で死んでしまっているのだろう

残るのは孤独に殺されるのを待つだけ

だがその前に残して置きたい
微かでも僅かでもいい
僕が存在していたと言う足跡を

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魔法のリボンで作る
アナタとワタシの絆

解けない様にキツク結ぶ

黒い色のリボン
それは呪縛のリボンだった

魔法の糸で紡ぐ
世界とワタシの繋がり

切り離されない様に縫い付ける

黒い悪魔の縫いぐるみ
それは呪いの糸だった

黒いリボンは離してはくれない
アナタの事を忘れさせてはくれない
永遠に続く癒えない傷
永遠に蝕む悲恋の涙

黒い糸は決して切れない
世界の闇に飲み込まれていく
徐々に失う光
徐々に食らう希望

黒い色を変える為に赤く染めた
腕を切り裂き血で赤く染めた

血は飲み込まれ
余計に黒く染まった
漆黒の世界に染まった

金色のハサミを持つ天使
お願いこのリボンを切って
お願いこの糸を切って

だけど誰が天使なのかは分からない
この世界のどこかにいる天使

ワタシを助けてくれる天使

それはきっと
ワタシを愛してくれる人

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死の楽園に恋い焦がれ
死んだ様に生きている

生きているのか死んでいるのかも分からない

ただ機械的に動いている
そこに心はあるのか
そこに感情はあるのか
そこに想いはあるのか

人を愛すると言う事が分からず
人に愛されると言う事が分からず

幸せそうに笑う新郎新婦を不思議そうに見つめた

その指輪の重みは
命とどちらの方が重いのか

人間とは何とも不思議な生き物だ

騙し騙され
嘘を吐き
殺し殺され
愛し愛され
裏切り裏切られ
与え与えられ
想い合う

命の格差社会が出来上がっている

それでも必死にもがいて生きる人間と
悪魔に魂を売り有意義に生きる人間と

二種類の人間がいる

だがどちらも一度は
死の楽園に憧れる

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自由を奪われる方が楽か
自由を奪う方が楽か

自由を奪われれば何も考えずに済む
全てを相手に委ね
全てを相手に託す
言われるがままに生きればいい
だがそこに、意思等無い

自由を奪えば全てを手に入れる事が出来る
好きな様に命じ
好きな様に扱う
自分の思うがままに操ればいい
だがそこに、信頼関係等無い

どちらも共通しているモノがある
どちらも欠落しているモノがある

信頼関係と言う生き物に必要なモノ
意思疎通と言う生き物に必要なモノ

どちらも無く
どちらも存在しない

それでもどちらかを選ぶのならば
君はどちらを選ぶのだろうか
僕はどちらを選ぶのだろうか


それは誰にも分らない
誰にも決められない

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甘いお菓子に釣られてやって来た
甘い香りに手招きされてやって来た
悪魔の住む家

シナモンの香のする紅茶
気持ちがゆらゆらして心地良い

どこからかアップルパイの匂いがする
とても美味しそうで涎が零れる

まるでここは天国だ

「お食べなさい」

言われるがままに目の前のお菓子に食らいつく
余りの美味しさに舌がとろけてしまいそうだ

まるでここは天国だ

だけどここは悪魔の住む家
もてなしてくれているのは美しい悪魔

悪魔が言った
「願いを叶えてさしあげよう」

願いとは何か
僕の願いとは何か?

とろける脳ミソで考える
僕の願い

どれだけ考えても分からなかった
自分の願いが分からなかった

僕は何を望んでいるのだろうか?

分からないのは甘いお菓子のせいか
それとも憎しみで塗り潰された心のせいか

僕は悪魔に言った
「願いを下さい」

悪魔は声高らかに笑った
そして言った
「今日は沢山お菓子を食べて帰りなさい」

言われた通りお菓子を沢山食べると
そのまま悪魔の住む家を後にした

僕は現実に戻った
そして再び考える
僕の願いとは何か

どんなに考えても分からないのは
この現な世界を憎み過ぎているせいなのか

悪魔は僕から何も奪えなかった
僕の願いが分からなかったから
それは良かった事なのだろうか
それとも悪い事だったのだろうか
それすらも分からない

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今宵は長旅になるでしょう
夜道を歩き
獣道を歩み
目指す先は桃源郷か

狼の遠吠えが聞こえたら身を隠しなされ
川の流れる音が聞こえたら身を休めなされ

腹が減ったと赤子が泣く
背負う赤子はお地蔵か

足が痛いと子が泣く
手を引く子は亡霊か

灯りが見える
小屋が見える
気を付けなされ
狐に化かされぬよう
気を付けなされ

今宵は険しき道を進む
お日様が昇れば辿り着くだろう

夢にまで見た桃源郷に

目指す先は江戸の町
夢にまで見た江戸の町

そこは地上の桃源郷だろうか

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