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自己満足の詩集ブログです(=゜ω゜)ノ livedoorからのお引っ越しwww 基本ダークな詩が中心です(=゜ω゜)ノ たまに短編やら掌編やら小説も書きますm(__)m      最初に★入城案内★を読んでくれると嬉しいでつ(=゜ω゜)ノ
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小鳥 歌唄
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自宅警備員
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無関心
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詩を唄います。
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醜い醜い詩をご用意しています。
闇へとご案内致します。素敵な夢を見れるでしょう。
・・・多分ね。
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君との思い出を地獄に捨てるよ
炎の業火に焼かれるといい

喜びも
悲しみも
愛しさも
憎しみも

全て燃やして灰にしよう

二人の出会いは過ちだったのだと
運命の女神に思い知らせてやろう

覚えているよ
君を初めて見つけた時の事を
覚えているよ
君と初めて言葉を交わした時の事を

君はいつも不機嫌な顔をしていた
僕はいつも空っぽの心で見つめていた

君の姿を見つめると
僕の心は迷子になる
君と目が合い見つめ合うと
僕の心は空っぽになる

君はとても残酷な人で
僕はとても愚かだった

残酷な君は優しさで僕を縛り付け
覚める事の無い夢を与えた

永遠に見続ける夢はとても痛く
激しく心を壊し
悲しみと憎しみと言う感情だけを与え続けた

きっと君は知らないだろう
どれ程愛し
どれ程憎んだか

愛情と憎しみは隣り合わせ
トランプの裏と表
夜と朝
太陽と月

例え思い出を地獄に捨てたとしても
君への想いは永遠に消えないだろう

君が鎖で縛り付け
鳥籠に鍵を掛けた

僕は決して羽ばたけない小鳥
君が翼を切り落としたんだ

永遠に背負おう
この憎しみを

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月が沈む
静寂が訪れる
耳を澄ませてみる
悲鳴が聞こえる
それは自分の体の中から

悲鳴を上げて泣いている
存在の証明が欲しいと
存在の定義は何かと

太陽が昇れば
笑い声が聞こえる
それは外の世界から
それは僕の周りから

けれども僕は笑わない
僕は決して笑わない猫

群れを成す猫達とは違い
僕は孤独を愛する猫

僕はいつも一人で散歩をする
僕はいつも一人で食事をする

僕は孤独を選んだ猫

だけど決して望んだ訳ではない
孤独しか選ぶ事が出来なかっただけ

また月が沈む
また静寂が訪れる
僕はまた悲鳴を上げる

この悲鳴はいつになったら届くのだろう
この悲鳴はいつになったら気付いて貰えるのだろう

群れを成す猫達は聞こえないフリをする
届いているのに届いていない

僕は旅に出よう
あの世へと旅に出よう

そこで永遠に見つめる
笑う猫達の滑稽な姿を

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炎よ
赤き炎よ
何をそんなに燃やし尽くす?

忘れたい記憶か
消し去りたい感情か

真っ赤に燃え上がり
灰に変える

雪よ
白き雪よ
何を懸命に隠そうとする?

過去に犯した過ちか
見るに堪えない醜い姿か

真っ白に降り注ぎ
銀色の丘を作る

狼は吠える
灰に塗れた灰色狼

羊は嘆く
白く染まった白い羊

どちらも相容れない存在
炎に雪
狼に羊

同じ事はただ一つ
時の狭間を彷徨っている

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祝福の鐘を鳴らそう
全てを終わらせる為に

痛みも、憎しみも、悲しみも
全てが無に還る

残るのは夢の欠片だけ

淡い夢に包まれて
永遠に眠ろう

枯れる事の無い薔薇が咲き誇り
渇く事の無い湖が溢れ出す
眠る事の無い太陽
二度と目を覚まさない満月

甘い記憶だけが残り
苦い記憶は地下に鎖す

土に還り
空に孵る

鐘の音が止んだ時
思い出はチリとなって消えて行く
私の存在も消えて逝く

だけど一つだけ
爪痕を残そう

世界を憎んだ爪痕を

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魔女達が舞う
今宵は特別な夜

羊達が鳴く
月が赤く染まる

舞台の上には一人の王子
踊る魔女を品定めする

手を取り合って
舞い踊り舞う

どれにしようか?
甘いお菓子は沢山ある
どれを選ぶか?
舞台の上の王子様

恋の歌を唄いましょうか
愛の嘆きを謡いましょうか

空に舞うのは黒い魔女と赤い林檎

王子様は手を伸ばす
一番熟した赤い林檎に
一口食べれば楽園が広がる

だけどここは魔女のお茶会
赤い林檎は黒く染まり
王子様は毒に犯される

魔女達が舞う
今宵の生贄は美しい王子

さぁ、王子様を食べよう
永遠の恋を知る為に

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胸に刺さった棘が抜けなくて
夜になると痛み出す

暗闇に世界が包まれると
胸の棘が痛み出す

小鳥と一緒に泣いている
羽ばたきたいと鳴いている

夜空を見上げて叫んでいる
カミサマに助けてと
月が大きな光を放ち
降りて来たのは堕天使だった

どうしても棘が抜けないの
だから渡した
棘の刺さった心臓を捧げた
これで痛みが消えるならと
棘が刺さったままの心臓を

心臓を失った僕はお人形になる
言葉を言わぬお人形に

何も感じず
何も想わず
何も喋らない

だから僕は燃やされるんだ
肉の焼ける匂い
砕ける骨
最後には灰になる

でも大丈夫
僕は何も感じないお人形
棘も無くなり
痛みは過去に置いて来た

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凍り付いた道を溶かして
あなたの温かい心で
錆付いた空を照らして
あなたの優しい言葉で

遠くとても遠く
長くとても長く

私はあなたを思い出している
最後の言葉を頭の中で何度も繰り返し
縛られた呪縛は何よりも強く
忘れる事さえ許されない

漆黒のナイフで心臓を貫き
あなたの面影を消そうとした
幻想の中で迷子になると
あなたの瞳が浮かび上がった

纏わりついた想いのせいで
上手く歩けない
時を刻む音が響く
私の心は止まったままなのに

誰より深く愛していた
今でも後悔をしている
出会わなければ幸せだった
こんな苦痛を押し付けて

誰より強く願っていた
今でも変わらない願い
出会ったせいで時は止まった
いつまでも大人になれない

もう一度だけ聞かせて
お願い
あなたの優しい声を
もう一度だけ願わせて
あなたに会いたい

荊の道を進む少女は
まだ幸せを知らない
あなたに教えて欲しかった
少女の結末は血塗られた

もう一度だけ知らせて
お願い
少女の幼い想いを

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食べて吐く食べて吐く
体の中の苦い物を全部出す

綺麗にする綺麗にする
体の中の毒を全部吐く

汚れきった体
折れた翼
毒された心
光を失った瞳

取り戻す為に
全部出す全部堕す

浄化される
心と体
洗礼される
体と心

時を戻し
卵に還り
再び生まれる

ワタシは少女
純白の乙女
永遠の少女
純粋な乙女

再び少女に戻る為

全て吐く全て出す
体中の苦い物
体中の汚い物
体中犯された毒
全て取り除き

ワタシは再び少女になる

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