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自己満足の詩集ブログです(=゜ω゜)ノ livedoorからのお引っ越しwww 基本ダークな詩が中心です(=゜ω゜)ノ たまに短編やら掌編やら小説も書きますm(__)m      最初に★入城案内★を読んでくれると嬉しいでつ(=゜ω゜)ノ
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小鳥 歌唄
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自宅警備員
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詩を唄います。
不思議な不思議なお話をご用意しています。
醜い醜い詩をご用意しています。
闇へとご案内致します。素敵な夢を見れるでしょう。
・・・多分ね。
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私は私を殺す
私の為に殺す

獣が牙を隠す様に
私は真実を隠す

笑顔でいましょう
あなた達の前では
優しくしてあげる
あなた達に対して
切実で、真面目で、誠実で、尽くして
私は狼の皮を被った赤ずきん

真っ黒でどす黒い心は秘密の園に
門を閉め鍵を掛け
誰一人入る事は出来ない

だけど覚えておいてね

あなたが嘘を吐き
あなたが裏切り
あなたが私を利用した時
秘密の園の門は開く

あなたの大切な玩具を壊してあげる
あなたの大切な花を踏み付けてあげる

優しさを当たり前だと思わないで
優しさはとても特別な物だから
踏み躙った時殺してあげる
あなたの全てを

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狼に食べられた私の存在
日に日に私は忘れられて行く
忘れられると言う事は死ぬ事
私は生きながら死んで逝く

死体になった私
大声で叫んでも
踊って魅せても
誰も気が付かない

私の居場所は棺の中
だけど棺は用意されていない

私はどこで生きればいいのか
私の居場所はどこにあるのか

存在を取り戻そうと狼を探した
だけど狼は真っ黒で
暗闇に紛れて見付けられない

ハーメルンに頼んで呼んで貰おうか
赤ずきんに頼んで誘い出して貰おうか

私は物語の中を旅した
沢山の物語の中に入った
全ての物語には狼が出て来る
だけど私の探している狼は見付からない
私の存在は見付からない

生きながらに死んだ私は
棺を作る事にした
真っ黒な棺を

そこで眠ろう
永遠に
いつか誰かに見付けて貰えると
信じて眠ろう

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僕は暗闇の中を走る
光を目指して走るんじゃない
誰かを探して走るんじゃない
何も見ない為に暗闇の中を走るんだ

光が追いかけて来る
僕には眩し過ぎるから
光から逃げる

真っ暗がいいんだ
何も見えない真っ暗が

余計な物を見なくて済む
余分な物を見なくて済む
醜い物を見なくて済む

思い出に浸りたいわけじゃない
未来を見つけたいわけじゃない
今だけ見えていればそれでいいんだ

過去も未来も
僕には大きすぎるから
両方から逃げる

知らない方がいいんだ
何も知りたくないんだ

絶望を知らなくて済む
後悔を知らなくて済む
傷付かずに済む

暗闇の中は本当に何も見えない
何も聞こえない
何も言わない

とても居心地が良い
何も考えずに済むから
感傷に浸らなくて済むから
とても居心地が良い

あぁ、だけど時間が来てしまった

目覚める時間だ
太陽が昇れば必ず光が射す
目覚めなければならない

時間と言う産物は残酷だ
止まる事を知らない

また新しい一日がやって来た
未来が訪れた

再び暗闇に戻るまで
少しの時間を絶望しながら過ごそう
そうしてまた暗闇が来ると
僕は穏やかさを取り戻す

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この世界に生れ落ちて
僕は絶望した

嘘に溢れ
人が人を騙し
利用する

誰もが自分の利益を一番に考える
誰もが自分の命を一番に考える

何故だろうと、僕は考えた

きっとそれは心があるから
きっとそれは感情があるから

それは素晴らしい事なのか
それとも悲しい事なのか

もし心がなければ、感情がなければ
無になれば
嘘は生まれないだろう

人は自分を良く見せようと、嘘を吐く
人は自分の過ちを隠そうと、嘘を吐く

それは心があるから
だから僕は、魔女にお願いをする
全ての人間から、心を奪って欲しいと
全ての人間に、呪いをかけて欲しいと

僕は世界を無に変えた
全ての人間は人形になった

人形は笑わない
人形は泣かない
人形は怒らない

とても退屈な世界になった
だけど美しい世界になった

僕はこの世界を、魔法瓶に閉じ込めた

さぁ、次の世界に生れ落ちよう
今度はどんな絶望が待っているだろうか

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鋭いナイフで突き立てた
アナタの心をめちゃくちゃに刺した

傷付いたのはアナタじゃなく私だった
溢れる涙は魔法瓶に仕舞った

欲望のせいで壊された
唯一繋いでいた細い糸が切れた
ひらひらと舞う蝶の様に
逃げて行って消えた

もう戻れないならば
どうか殺して下さい
もう二度と会えないならば
この身を赤く染めて
深く埋めて

この目に焼き付けた
最後のアナタの姿
今でも思い出すと
頭の中を犯す
全てが燃え尽きる前に
どうか終わらせて

絶望と希望が混ざり合う
温いミルクティー
全て飲み干してしまえば
失望に変わるでしょう

綺麗なままでいさせて
最後に交わした言葉は
宝石のままで輝いて
初めての出会いは

何故だろう
時計の針は進む
私の時間は進まない
誰が壊したの?
狂った時計を直して
巻き戻らない時計を作って
前に進む為に

綺麗だと思い込んでいた
アナタとの思い出は
泥塗れになった
人形だった

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僕の気持ちは僕にしか分からない
僕の脳ミソも僕の心も一つしかない

どんなに考え
どんなに思っても
他人には伝わらない

それがとても悲しくて
虚しくて
憎くて

皆に分かって貰うにはどうしたらいいのだろ?
考えて、考えて
神様に相談をしてみた

神様は言う
「許す心を持てばいい」
余りにも馬鹿げた答えだった

だから悪魔に相談をした
悪魔は言う
「言葉を残して命を絶てばいい」

僕は言葉を残す事にした
手紙を書き
小説を書き
詩を書き
遺書を書き

後は命を絶つだけだ

やっと僕の気持ちが伝わる
やっと僕を理解して貰える

だが命を絶った後
それを確認する事は出来ない

だから僕は死んだふりをした
ジュリエットの様に

沢山のロミオは言っていた
「どうして」
「何故」

悪魔の言う通りにしても
やはり伝わらなかった

どうしたら僕の気持ちが伝わるのだろう?
誰か答えを教えてくれ

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輝いているあの子を見て
僕は溶けてしまった

周りから注目を浴び
絶賛され
存在価値を見出されている

あの子は余りにも眩しくて
僕は溶けて消えてしまった

光に包まれるあの子
闇に飲み込まれる僕

あぁ・・・あの子はきっとマリア様なんだ

僕には尊くて遠すぎる存在
近づけば溶けてしまう

僕は黒い棺の中で眠ろう
闇に飲み込まれてしまうから
輝ける日が来るまで眠ろう
棺の蓋を開けた時光が射す様に

あの子は眩し過ぎるから
光を通さない棺の中で眠ろう
僕が消えてしまわない為に

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綺麗な花になりた
最後の一輪になっても咲き続けたい
終わらせたくはない

美しく咲けば素敵な事が沢山起こる

沢山の人に愛でられる
沢山の人に褒められる
沢山の人に見て貰える

強く咲けば素敵な事が沢山叶う

存在が知られる
気付いて貰える
振り向いてくれる

世界がどんなに広くても
視界がどんなに狭くても

いつか必ず気付いてくれる

ここに咲いているよ
ここに輝いているよ
ここに生きているよ

いつかは枯れてしまうのだとしても
いつかは朽ちてしまうのだとしても

例え短い時間でも
どんなに小さな存在でも

美しく、強く咲き誇れば
沢山の人の記憶に残る

忘れないで
ここに咲いていた事を
消えないで
ここに咲き誇っていた事を

私は小さな一輪の花

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