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自己満足の詩集ブログです(=゜ω゜)ノ livedoorからのお引っ越しwww 基本ダークな詩が中心です(=゜ω゜)ノ たまに短編やら掌編やら小説も書きますm(__)m      最初に★入城案内★を読んでくれると嬉しいでつ(=゜ω゜)ノ
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小鳥 歌唄
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自宅警備員
趣味:
無関心
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詩を唄います。
不思議な不思議なお話をご用意しています。
醜い醜い詩をご用意しています。
闇へとご案内致します。素敵な夢を見れるでしょう。
・・・多分ね。
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永遠の夢を
少女は願う
永遠の歌を
少女は唄う

まだ世界が玩具だった頃
メリーゴーランドは回り
空はキラキラ輝いていた

薔薇色の紅茶に黄金色のクッキー
終わらないお茶会を楽しんでいた

全てが完璧だったとは言わないけれど
望む物は確かにあった

少女が恋を知った頃
メリーゴーランドから降りて
お茶会も終わった

子供の遊びはもうお終い
少女は少女を辞めようとする

全てを捨ててしまったせいか
望む物は黒く染まった

少女が恋を失った頃
そこには何も残らなかった

涙は枯れ果て
心は砕け
思い出は朽ち果て
血と肉だけが残る

もう一度戻ろう
あの楽しかった頃に
世界が玩具だった頃に
メリーゴーランドに乗り
お茶会をしよう

大切なモノを失った彼女は
もう少女には戻れない

時間を戻して
時間を戻して
神様に願う

彼女は深い眠りについた
夢の中なら少女でいられる
永遠の少女でいられる

彼女は願う
永遠の少女に・・・

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貴方の優しさは残酷過ぎて
私の胸を抉り続ける
小さな思い出にしがみついているせいで
何時までも鎖が外れない

縛られた足枷を引きずって
茨の道を這いつくばって
傷だらけになってもまた傷を作り
永遠に終わらない悪夢にうなされる

いったい何処まで心は沈むのか
深い湖の中を彷徨い
いったい何時まで想いは生きるのか
奈落の底がまだ見えない

きっと悪い魔女のせいね
呪いに呪いをかけ続け
ほら王子様のキスがまた遠ざかった

おとぎ話の様にはならないの?
眠れる姫は目覚めないの?
悪夢が続く世界ならば
壊して命を摘む方がいい

目覚めたての子猫の様に
全てが綺麗に見えたらな
真っ黒い光はきっと銀色の光に変わる

貴方の優しさが爪痕を残し
リセットしたくても出来ずにいる
小さな思い出が消えないせいで
私は終わらない夢を見続ける

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憎悪をビー玉の中に閉じ込めて
善意を星空にばら撒く

そうして出来た偽りの世界
何て醜く
何ておぞましいのでしょう

とても居心地が良く
とても綺麗な音がする

鮮血に満ちた体
世界に爪痕を残そうとした
否定され砕け散った体
心だけはオルゴールに隠してある

いつか見付けて貰えると信じ
静かに時を刻んでいる

さぁ、踊りましょうか
さぁ、歌いましょうか

惨劇の舞踏会が始まる
真っ赤に染めて
真っ赤に染めて

薄汚れた世界を真っ赤に染めて

それでも生きて行かなければならない私達

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私だけの王子様
どこにいるの?

足枷が重くて自由に探せない
翼が折れて思うように探せない

飛べない小鳥は何を想うの?
小さく鳴いて誰を呼んでいるの?

目隠しをされ
目の前に広がる暗闇
手足を捥がれ
鳥籠に散らばる羽

鎖された部屋で小さく歌う
それは愛の讃美歌

迎えには来てくれないのね
待っていても無駄なのね

羽ばたきたい
自由に羽ばたきたい

そして貴方の元へ
風よりも早く飛んで行くわ

まだ見ぬ私だけの王子様
居場所を教えて

そこはきっと彼岸花が一面に咲き誇っているでしょう
そこはきっと月明かりに照らされて光輝いているでしょう

貴方との出会いを待ち望んでいる
永久に・・・永久に・・・

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私の中にいるもう一人の私
正反対の二人
私がお姫様になろうとするのに彼は王子様になろうとする
私が恋をしようとするのに彼は一人を選ぶ
私は強いのに彼は弱いの

二人で同じ事を目指してみても
やりたい事がちぐはぐで
二人で同じ願いを願おうとしても
願い事はちぐはぐで

決して一つに交わらない
決して二つは混ざらない

赤い絨毯を選ぶ私
黒い絨毯を選ぶ彼
甘い蜜を選ぶ私
苦い薬を選ぶ彼

どこで二人は分かれたのか
いつから二人になったのか

気付けば互いに反発し合って
魔女の呪いにかかったみたい

私が進もうとする道を彼は拒んで
彼が進もうとする道を私は拒む

私は誰かを殺めたい
彼は自分を殺めたい

決して意見が一致しない
決して心が統一しない

正反対の私達
私が眠る頃彼は目覚めるわ
さぁ今日はどんな悲劇を味わおうか
彼が眠る頃私が目覚める
さぁ今日はどんな喜劇を堪能しようか

正反対の私達だけれども
最終地点はどちらも同じ
美しい赤い薔薇を咲かせたい
裂かせて散りたい

最後は美しく散るの

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君に僕を見て欲しいから血を流す
君に僕に気づいて欲しいから悲鳴を上げる

君と歌おう
君と踊ろう

永遠に
永久の園へ

僕だけのモノにしたいから傷つける
僕だけを見て欲しいから縛り付ける

君と叫ぼう
君を殺そう

永遠に
永久の死へ

旋律は乱れ始め
荒い吐息だけが零れる

秘めた欲望を曝け出し
汚された体を戒める

ここは何て心地良いんだ
欲望が蠢いている
ここは何て気持ち良いんだ
絶望が暴れ出している

君と永遠に眠ろう
目覚める事の無い園へ
君と永遠に・・・

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僕は宙刷りのまま世界を見渡している
どこにも着地出来ず
欠片も爪痕を残せない

僕は世界を必要としているのか?
世界は僕を必要としているのか?

毒雲の様にくるくる回る

滴り落ちる潜血
地面に髑髏マークを残した
踏みつけられて雨に打たれて
それでも消えない僕の証

呪いを掛けてみよう
この世界に
呪文を歌おう
この大空に

皆が僕を見るだろう
僕は裸の王様
皆が僕を笑うだろう
僕はそれでも歌おう

世界を呪って
人間は皆ブリキの玩具に変わる
蹴とばしてあげるよ
今度は僕が笑う番だ

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空から生まれ落ちた心
足枷は繋がれたまま
自由には羽ばたけなくて
狭い鳥籠の中をぐるぐる回る

声を出して
叫んでみる
ここにいるよ
僕の心は

声を張って
叫んでみる
ここにあるよ
僕の体は

憎しみの炎に焼かれ
嫉妬の海に沈んで逝く
零れ落ちる笑顔に騙され
深く暗い闇の中に倒れた

前を見て
真っ直ぐに
ここにあるよ
真実の扉は

前を向いて
振り返らずに
ここにいるよ
真実の言葉は

誰にも気づかれず
飲まれてく深い海に
狂い咲く恐怖に
打ちのめされた心は
光さえ失って
ただ、泣いている

零れ落ちた心
足枷はまだ取れずに
決められた輪の中の人生
もがくほど絡み付く絶望

あぁ、僕はどこへ向かう

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