忍者ブログ
自己満足の詩集ブログです(=゜ω゜)ノ livedoorからのお引っ越しwww 基本ダークな詩が中心です(=゜ω゜)ノ たまに短編やら掌編やら小説も書きますm(__)m      最初に★入城案内★を読んでくれると嬉しいでつ(=゜ω゜)ノ
| Admin | Write | Comment |
プロフィール
HN:
小鳥 歌唄
HP:
性別:
非公開
職業:
自宅警備員
趣味:
無関心
自己紹介:
詩を唄います。
不思議な不思議なお話をご用意しています。
醜い醜い詩をご用意しています。
闇へとご案内致します。素敵な夢を見れるでしょう。
・・・多分ね。
長編小説
短編集等
最古記事
(04/09)
(04/10)
(04/11)
(04/17)
(04/18)
最新記事
(11/19)
(11/06)
(10/29)
(10/03)
(10/02)
カレンダー
11 2024/12 01
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
バーコード
ブログ内検索
共有
宙に浮かぶ風船
割れたら一瞬で無くなる
わたしの幸せと同じ

とても軽くて
とても脆い

それでも大切にする
わたしの幸せ

魔女に呪いをかけられて
高くは飛べないけれど
地上に這いつくばりながら浮かぶ
必死に浮かぶ

風船の中には何が入っているのだろう?
とてもとても軽い風船

わたしの幸せの中には何が入っているのだろう?
とてもとても尊い存在

風船が割れる
地面に叩き付けられる
幸せが弾けた
飴玉の様に散らばった

必死に広い集める
全部広い集めたら
きっとまた浮かぶ

わたしの幸せの風船

拍手[1回]

PR
                              
      
人を助ける事、それは喜び
誰かの手助けになるならばと
僕は喜んでこの身を捧げよう

誰かが笑顔になれる
そうして僕も笑顔になれる
なんて素晴らしいのだろう

だがその先に待っているのは
裏切りだ
だがその先に待っているのは
悲しみだ

誰かが笑顔で言う
「ありがとう」
そして笑顔で言う
「さようなら」

どうか僕を捨てないで
ゴミ箱の中に捨てないで

助けてあげたのに
助けてあげたのに・・・

それが人間
恐ろしく悍まし人間

僕は知る
裏切りは甘味な蜜だと
ならば僕も裏切ろう
世界を
全てを

誰かが助けてと手を伸ばす
僕はその手を拾い上げ
そして離そう

奈落の底へと落ちるがいい

拍手[0回]

                              
      
堕ちて逝く
わたしはどんどん落ちて行く

手を伸ばしても届かない
掴もうとしても掴めない

どんどん遠ざかって行く
あなたの心

欲しい物ほど手に入らない
手に入らないほど欲しくなる

矛盾する現実

縛り付けられたルールを無視して
後ろを振り向かずに突っ走って
それでも手に入らないのならばと
剣で突き刺した

滴る赤い花弁
小瓶に詰めて一気に飲み干す

体の中から燃え上がる想い

気づけば全て灰になり
終焉を迎える

あぁ・・・あの熱い想いは何だったのだろうか?
ひと時の幻だったのだろうか?

虚無に震え
わたしはまた堕ちて逝く

拍手[0回]

                              
      
私は恋をする
夢の中で恋をする

眠りにつくと彼に会える
夢の中では恋人同士
とても甘く幸せなひと時

目が覚めて気づく
あぁ・・・ここには彼は居ないのだと

だから私は眠りにつく
彼に会う為眠りにつく

このままずっと夢の世界で過ごせたら
このまま永遠に夢の世界で暮らせたら

どんなに幸せだろう
心温まる日々

夢の中でしか会えない彼
だから私は眠りにつく

私の願い等嘲笑うかの様に
現実は残酷だ

どんなに長く眠っても
目覚めは必ず訪れる

現実を見る
彼は居ない
存在しない

あぁ・・・私は眠り姫になりたい

拍手[2回]

                              
      
甘いお菓子が食べたくて
魔女を騙して穴に落とした

横取りしたのはお菓子のお城
キャンディーのドアにチョコレートの窓

沢山食べましょう
一杯食べましょう

どんどん食べてどんどん太る
可愛い子豚の出来上がり

騙したはずの魔女が出てきて
涎を垂らしてこっちに近づく

あぁ怖いわ
あぁ恐ろしい

誰か助けて
誰か助けて

ここには大人は魔女しかいない
いるのは可愛い子豚の子供達

どうしましょう?
どうしようか?

もう一度魔女を騙そう
騙して今度は殺してしまおう

可愛い尻尾を揺らしながら
暖炉の傍へと魔女を誘う

美味しそうなお尻だこと
魔女はホイホイついてくる

暖炉の前に魔女が立つ
一気に魔女を暖炉の中へ
突き飛ばし
押し倒し
メラメラ炎の中へと落ちる
炎の中へと落ちた魔女
悲鳴を上げて燃えて逝く

これで安心一安心
ゆっくりお菓子を食べられる

美味しそうなお菓子のお城
ここは僕達私達
可愛い子供のお城になった

友達を呼んでパーティーをしよう
皆で食べて子豚になろう

大人は皆悪い魔女
殺してしまおう
殺してしまおう

拍手[0回]

                              
      
青空に手を翳して
透けて見えるかもしれない真実を覗いた

見えない心
分からない心

全てが覗ける気がした

それでも見えない
分からない
だから今度は夜空に手を翳した

星が透けて見えるかもしれない
そう期待した

それでもやっぱり何も見えない
分からない

そうやって貴方の心を探る

答えはどこで分かるのだろうか
心はどうやって知れるのだろうか

分からない・・・見えない
貴方の心

知りたくて知りたくて
必死に覗いた

誰が教えてくれるのだろうか
誰か教えてくれるのだろうか

答えなど無く
今日もひたすら空に手を翳す

拍手[0回]

                              
      
この世は行きづらいと
星空に逃げ込んだ

星空は余りにも広く
広大で・・・
ちっぽけな私は星にすらなれなかった

あの世は行きやすいかと
マグマに飛び込もうとした

マグマは余りにも熱く
深く・・・深く・・・
ちっぽけな僕には偉大過ぎた

どこへ行けばいいのだろう
どこへ逝けばいいのだろう

素晴らしき世界へ
美しき世界へ
憧れの世界へ

心は飛び立ちたいと叫ぶ
体は逃げ出したいと叫ぶ

ちぐはくな心と体はやがてバラバラになり
空っぽの世界へ落とされた

あぁ・・・
こちらの方が居心地が良い

あぁ・・・
こちらの方が安らぐ

空っぽは空っぽだから
何も考えずに済む

拍手[0回]

                              
      
甘いお菓子に騙されて
苦いお茶を飲まされた

甘くない砂糖
甘くない蜂蜜
甘くない恋

全て大嫌い
少女は叫んだ
全て大嫌い

苦い想いのせいでうまく踊れない
苦い心のせいでうまく歌えない

真っ赤な絨毯の上に真っ赤な紅茶をこぼした
赤と赤が混ざり合う
甘さと苦さも混ざり合う

膨らみかけた胸に手を当てて
少女は願う
もっと甘く、もっと甘く

苦い言葉のせいでうまく泳げない

甘い恋に騙されて
苦い恋を経験した

王子様は迎えに来ない
甘くない現実
お姫様は幽閉された
苦い現実

お願い歌って
少女は願う

拍手[0回]

                              
      
≪ Back   Next ≫

[32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42]

Copyright c ♪蝶歌美詠堊城♪。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Material By 御伽草子 / Template by カキゴオリ☆
忍者ブログ [PR]