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自己満足の詩集ブログです(=゜ω゜)ノ livedoorからのお引っ越しwww 基本ダークな詩が中心です(=゜ω゜)ノ たまに短編やら掌編やら小説も書きますm(__)m      最初に★入城案内★を読んでくれると嬉しいでつ(=゜ω゜)ノ
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灰を被ったシンデレラ
一夜限りの魔法を下さい
チョコレートの雨を降らせ
甘ったるい世界に変えるの

ガラスの靴なら砕いて捨てたわ
本気の恋なら分かるはずでしょ

舞踏会の夜に踊った
足はくたびれ歩けないわ
ガラスの靴から赤い靴に履き替え
これでまた踊れるわ

いつまでも続くダンス
止まらないステップ
誰が止めるの?
魔法が解けてしまうわ

斧を持った紳士を見つけた
私の足を切り落としてちょうだい
舞台は真っ赤に染まって
血の雨が降ったわ

ガラスの靴なら砕いて捨てたわ
変わりに赤い靴を置いていくの

一夜限りの魔法は終わり
また灰を被ったシンデレラ
私を見つけるのは誰?
鼻の高い王子様?斧を持った紳士様?

キャラメル色に染まった空に
大好きな歌を投げつける
私はここよ、ここに居るわ
足が無いから踊れないけど
歌なら唄える
早く私を迎えに来て下さい

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思い出してみる
アナタと出会った日を
思い出してみる
アナタに恋した日を
思い出してみた
それはとても切なく、悲しく
余りにも惨い想いだった

手を伸ばせば離れ
寄り添えば消え
声を聴きたくて叫んだ

この恋は閉じ込めよう
鳥籠に閉じ込めてしまおう
そして決して開かない
土の中に埋めてしまおう
決して報われない恋

気づけば幾年の時が経ち
思い出したかの様に土を掘った
中の鳥籠は錆付き
色も変色をしていた

それでも変わらない
鳥籠の中の恋心
あぁ・・・なんて残酷なのでしょう
それでも変われない
恋心

いっそ殺してしまおうか
何度も思い手を伸ばす
その度に流れる涙
この鳥籠はまた土の中に埋めよう
そうしていつの日か芽が出て花を咲かせよう
花弁が舞い散る時
この恋心も散るだろう

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紫陽花の花弁から滴る雫
太陽に照らされキラキラ光る
まるで涙の雫の様
切り落として持ち帰ろうか
瓶の中に閉じ込めて
一人占めしてしまいましょう

欲しい物は溢れ返り
部屋には色々と閉じ込めた瓶の山
手に入れてしまえばどうと言う事も無く
興味は失せて捨てられるだけ

一人ぼっちの夜を幾千も過ごし
鬼の目にも涙・・・

色付いた鬼灯の実
指先で潰して遊ぶ
幼き子の様に無邪気に笑い
溢れ返った死骸の山

一つ、欲しいと駄々をこね
二つ、手に入れ飾り付け
三つ、腐って捨てられて
四つ、涙を流す夜
五つ、恨めしひぐらしの鳴く夜
六つ、首を切り落とし殺してしまいましょう

静かに灯る提灯の光
狐の嫁入りを向かえ
そっと足音消して付いて行く
宴の夜を恨めしやと見つめていた

私は悲しき鬼の子
一人ぼっちの鬼の子
誰かに抱き上げて貰えるのならば
鬼の目にも涙・・・

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何の為に存在しているのか
誰があたしを求めるのか
誰もあたしを求めない

彼は紅茶に毒を入れた
彼は檻に入れ鍵をかけた
彼は十字架で八つ裂きにした

床に落ちた心が割れた
粉々になったガラスの心
拾い集めて湖に捨てた

あたしには似合わないから
あたしには必要ないから
あたしだけ求められないから

空っぽの体は人形の様
ぎこちなく無様に動く
あたしを求めてと必死に歩く
歩く度にギシギシと鳴る
錆付いた体は人形の様

涙を流す事さえ忘れて
必死に求める
あたしはここよ
ここにいるわ
あたしのかあいいお人形達
お願い逃げないで
置いて行かないで
あたしを求めて

歩く事を止めた時
涙が零れた
諦めてしまったのね
もう届かないと
もう歩けないと
あたしのかあいいお人形達
どうか幸せに
あたしを捨てて幸せにおなり
あたしはここで泣いているから
ここにいるから
どうか忘れないで

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ここはとても寒い
寒くて寂しい

会いたいと願えば願う程遠ざかる
それはいけない願いなのかしら?

呪文を囁く
何度も何度も繰り返し
囁く

呪いの様に繰り返し

囁く

「会いたい」

ただそれだけ・・・

ここはとても寒いから
とても寒くて凍えてしまう

あぁ・・・
暖かいココアを飲みましょう
ほろ苦さが似ているわ
あたしの心に似ているわ

もう一度だけ呪文を囁く

「会いたい」

ただそれだけ

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甘い桃色の吐息が漏れる
殺したい、殺したいと
ぐちゃぐちゃに殺したい
殺して一人占めしたい
目を抉り取り
部屋に飾ろう
四六時中見つめられたい

黒い感情が沸き上がる
独占したいと
誰にも渡さないと
手に入らないのならば殺してしまおうと

それほど欲しい
欲しくてたまらないのだ

甘い吐息が漏れる
沢山漏れる

この殺意は何なのだろうか
この欲望は何なのだろうか
これは愛情なのだろうか

あぁ・・・わたしの可愛い人

甘い桃色の吐息が漏れる
殺したい、殺したいと
今すぐにでも殺したいと
愛故に殺したいと
欲望のまま殺したいと
甘い吐息が漏れる

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こんなにも胸が苦しくなるのは
雨のせいかしら?
誰かのせいかしら?

爪を立てて握り潰される
苦しくて苦しくて
息も出来ない

ため息が空に消える
沢山浮かんで雲を作る

誰に会いたいのかしら?
誰に抱き締められたいのかしら?

ちっぽけな脳みそで考えてみる
考えれば考える程分からなくなる
小さな存在ね、私なんて

答えも出ないし分からないから
取りあえず歌を唄うわ
聖書に載ってない歌を唄うわ

唄い終わる頃には分かるかしら?
どうしてこんなにも胸が苦しいのか
唄い終わる頃には気づくかしら?
誰に恋しているのが・・・

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最近食欲が無いわ
大好きなクッキーも粉々にして遊んでる
ママのお手製チェリータルトは金魚にあげるの
紅茶に薬を混ぜて一気に飲み干す
今夜はもう眠るわ

朝日が昇ればいつもの私に
笑顔も無い感情も無い
何も無い空っぽの私に

余計なモノはいらないの
愛情憎悪嫉妬愛しさ
もうお腹いっぱいよ

痩せた腕をナイフで刻んで
滴り落ちる真っ赤な薔薇
天使に飲ませてお祈りをしましょう

舞踏会に着ていくドレスが無くて
裸で着飾る
白い肌に銀細工
誰よりも綺麗に踊ってみせるわ

今日もやっぱり食欲が無いわ
食べたいモノはアナタの愛情
残念ね品切れよ
このまま枯れてしまうのかしら?

あぁ、また朝日が昇る

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