♪蝶歌美詠堊城♪
自己満足の詩集ブログです(=゜ω゜)ノ livedoorからのお引っ越しwww 基本ダークな詩が中心です(=゜ω゜)ノ たまに短編やら掌編やら小説も書きますm(__)m 最初に★入城案内★を読んでくれると嬉しいでつ(=゜ω゜)ノ
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悲恋
2016/05/27 [Fri]
知らなかった
こんなにも寂しいと言う事を
アナタに会えない日々が続く
近くで声が聞こえる様な気がして
振り返ると誰もいない
空っぽの空だけがある
素敵な恋にしようと思った
遠ざかっているとも知らずに
近づこうとしてばかり
距離が縮んだと感じていた
気づけばアナタはどこにもいない
僕はただ夜空を見上げた
この星空の下でまた巡り合える
そんな希望は死んでしまっていた
忘れる事が簡単に出来るのならば
初めから恋等していなかっただろう
終わらせる事を簡単に認めてしまったら
全ては死んでどこへ向かえばいいと言うのか
手を伸ばせば触れられそうで
必死にもがいてアナタの名を呼んだ
それは幾千も遠い事なのに
そんな錯覚を抱いてしまう
僕はこれから旅立とう
アナタを忘れる為じゃなく
アナタを思い出に変えるために
[1回]
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http://utau.kagome-kagome.com/Entry/140/
悲恋
詩
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毒
2016/04/15 [Fri]
君の為に出来る事を探していた
喜びを捧げたくて
笑顔が見たくて
とても大切な人だから
壊れない様に
優しく撫でた
こんなにも大事な者なのに
黒く蠢く何かが産まれ
君を壊そうとする
それは憎しみなのか
または愛情なのか
嫉妬、妬み、苛立ち
隠せない闇
気づけば君は遠くへと行ってしまった
もう二度と手の届かない処に
闇が深くなる
黒く蠢く何かが育つ
あんなにも大切にしていたのに
感情が歪んで行く
君の為に出きる事を探していた
独占をしたくて
束縛をしたくて
自分だけの物にしたくて
それは歪んだ愛情で
消えた君を蛇の様に探し続ける
永遠に・・・永遠に・・・
[1回]
http://utau.kagome-kagome.com/Entry/139/
毒
詩
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玩具箱
2016/03/23 [Wed]
ガラクタだらけの世界で
僕はどんな夢を見るのだろうか
壊れたオモチャの行進に
崩れたロゴのお城
温もりも無く
ただ冷え切っているだけ
血の通わない人形は
口から心を零している
誰もが空っぽになり
誰もが狂っている
静かに雛菊の花を添えよう
手向けの花には美し過ぎる
糸が切れた人形は
ただ地面に転がって
空だけを眺めていた
そこから何が見えるのか
そこから何が見たいのか
ガラクタだらけの世界で
僕はいつまで生きて行かなければいけないのだろう?
[1回]
http://utau.kagome-kagome.com/Entry/138/
玩具箱
詩
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悪夢
2016/03/22 [Tue]
夢で見たアナタ
とても近くて手を伸ばせばすぐに届いた
柔らかい肌に触れ
そして夢の中で眠りにつく
永遠なんて信じていないけれども
いつまでも続けばと願った
歪んだ体で懸命に抱きしめて
疼く黒い感情を必死で隠して
ただ一人占めしたい
そう願う夢の中
狂い咲く向日葵の中を駆け抜けた
捕まえたその手を
逃げない様に縛り付けて
最後には切り刻んでしまいたい
細かく砕いてアナタを食べる
私と一つになる為に
黒い感情が溢れ出てきて
抑えきれずにアナタを壊した
それは味わった事のない快楽
快感に溺れて目を覚ます
これは悪夢か
それとも・・・
[1回]
http://utau.kagome-kagome.com/Entry/137/
悪夢
詩
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タイムスリップ
2016/03/05 [Sat]
もしも過去に戻れるとしたら
あの人に何と伝えよう
恋した想いか
焦れた想いか
どちらにせよ愛を語るだろう
それは果てしなく遠く・・・
そして届かなかった想い
もう一度伝えたい
今度はもっと上手く
今度はもって丁寧に
心の全てを曝け出そう
そしてまた私は
この恋に敗れるのだろうか
同じ事を繰り返し
何度も幾度となく繰り返し
それでも繰り返す
受け入れられる未来が来るまで
永遠に・・・
とても悲しく
とても虚しいタイムスリップ
それは叶わない恋のお話
[2回]
http://utau.kagome-kagome.com/Entry/136/
タイムスリップ
詩
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愛情
2016/02/20 [Sat]
赤い果実をかじって
滴る蜜は血の様に真っ赤
流した涙の色は何色だっけ?
思い出してみたけど分からない
好きか嫌いか聞かれてみたけど
それすらも分からない
あたしは只のガラクタ人形
床に零れた紅茶の色が
絨毯に染み込んで髑髏の形が出来た
笑った数だけお砂糖を入れて
部屋に撒き散らす全てを
愛していたのか愛されていたのか
考える暇もなく
崩れて逝く積み上げた積木
もしかしたら最初から
あたしはこの世にいなかったのかも
もしかして最初から
アナタは死んでいたのかもしれない
遠くに飛び立つ蝶々を追いかけた
まだ行かないで
まだ往かないで
まだ逝かないで
愛したアナタはどこに?
愛された証はそこに
ほら、真っ赤に実っているわ
[0回]
http://utau.kagome-kagome.com/Entry/135/
愛情
詩
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死体花
2016/02/12 [Fri]
映ろう目に浮かぶ
彼女は醜く肥えて
腐った毒を吐く
咲いた
咲いた
綺麗に咲いた
嘘を吐き捨て
咲いた死体花
漂う煙幕に浮かぶ
花は切り捨てられて
悪臭だけが残る
枯れた死体花
目を覆って叫ぶ
傷の数だけ叫んで腐る
醜く肥え逝く彼女
笑って炎に焼かれる
砕けた鎖
絡み付く憎しみ
咲いた
咲いた
醜く咲いた
嘘を吐き捨て
咲いた死体花
また嘘を吐き
枯れ逝く死体花
[0回]
http://utau.kagome-kagome.com/Entry/134/
死体花
詩
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魔法使い
2016/01/18 [Mon]
彼女は魔法使い
人の心が読める
自分の心を心に送れる
とっても便利な魔法が使える
皆の想いを聞いてあげる
アナタの心を覗いてあげる
私の心を届けてあげる
とっても便利な魔法が使える
そんな夢ばかり見ている
現実が見えていない魔法使い
現実が分からない魔法使い
そんなわけあるはずないのにね
そんなことできるわけないのにね
だから彼女は勝手に怒る
どうして私の気持ちが分からないの?
だから彼女は勝手に悲しむ
どうして私の想いが伝わらないの?
魔法なんて最初から無い
魔法なんて最初から存在しない
勝手な勝手な思い込み
哀れな憐れな魔法使い
聞いてあげるアナタの想いを
届けてあげるワタシの願いを
そうして彼女は嫌われる
[1回]
http://utau.kagome-kagome.com/Entry/133/
魔法使い
詩
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