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自己満足の詩集ブログです(=゜ω゜)ノ livedoorからのお引っ越しwww 基本ダークな詩が中心です(=゜ω゜)ノ たまに短編やら掌編やら小説も書きますm(__)m      最初に★入城案内★を読んでくれると嬉しいでつ(=゜ω゜)ノ
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小鳥 歌唄
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非公開
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自宅警備員
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無関心
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詩を唄います。
不思議な不思議なお話をご用意しています。
醜い醜い詩をご用意しています。
闇へとご案内致します。素敵な夢を見れるでしょう。
・・・多分ね。
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踊る、踊る
くるくる踊る
回る、廻る
私の世界

こっちの恋は美味しいと
あっちの恋は酸っぱいと

巡り廻って握り潰す
滴る赤い果汁が溶けて
私を融かして消し去って

踊る恋に
廻る恋
溶ける恋に
消える恋

巡りに廻って握り潰す
食べ粕だらけの残骸と
私を残す大食い怪物

嘆く愛に
靡く愛
潜む愛に
苦悩する

踊り躍って狂い出す
絶叫の果てに流す涙
私は既に壊れていたのね

こっちの愛は空っぽと
あっちの愛は残像と

気付いた時には踊り疲れ
真っ赤な果汁に食べ粕だらけ
私は一人床に眠る・・・

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誰かに言われて始めるんじゃない
自分で決めて創めるんだ
ワタシがワタシを作って
綺麗な色で飾り付け
そしてアナタが全て壊すんだ

積み上げた積木は真っ黒で寂しくて
色んな色を塗ったら笑えると思った

神様人は何故過ちを繰り返し嘆くのだろう?

新しい子守唄でさえ
上手く歌えない
覚えたての愛さえ
上手く育たない

最初から創り直して
積み上げ直しても
アナタはワタシを壊すんだろうな
まるで怪獣の様

ワタシがワタシを作って
色んな花で飾り付け
だけどワタシはアナタを作れない

沢山の色や花で埋め尽くしても
いつかは全て色褪せてしまう

神様人は何故忘れて逝ってしまうのだろう?

どうか壊さないで
ワタシの想いを・・・思い出を
ワタシが作ったワタシ自身を

あぁ又聞こえる
崩れて行く音
雨の音・・・

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飛べない鳥が叫んでる
傷付いた羽を大きく広げ

これじゃあ貴方の元へと行けないわ

風に手伝ってと鳴き付いて
地面に這い蹲って泣く

空がこんなに大きいだなんて
空がこんなに遠いだなんて
始めて知った

誰かが言ってた
『当たり前は当たり前じゃない』
飛べる事は当たり前?
飛べない事は当たり前?

真っ黒な空になる頃に
あたしの心も真っ黒に
歪んで渦巻く悲しい心
このまま朽ちて果てるのか・・・

誰があたしを助けてくれるの?
神様は意地悪だから棄てられちゃう

貴方があたしを助けてくれるの?
願い事は叶わないって知っている

もしも貴方が死んじゃったなら
あたしが貴方を治してあげる

もしもあたしが死んじゃっても
誰もあたしを治してくれない

地面はとても居心地が悪いわ

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内緒の話しを致しましょう
ここだけの話し
秘密の御話し

泣いてる猫が居たそうよ
にゃーにゃー泣いて
寂しくて泣いて
悲しくて泣いて
独りぼっちの猫が居た

他の猫はどこへ行ったの?
お友達はどこにも居ないの?

昔は皆と居たそうよ
沢山の友達
沢山の仲間

気付けば一人で居たそうよ
誰も居ない
どこにも居ない

皆はどこへ行ってしまったの?
皆はどこにも居ないの?

泣いてる猫は見たそうよ
消えた仲間が輪になって
楽しそうに輪になって
秘密の会議をしていたと

こんな所に居たんだね
ボクも仲間に入れておくれ

そっと皆に近づくと
コソコソ、コソコソ
聞こえた話声は悪口だった
泣いてる猫の悪口だった

泣いてる猫は更に鳴く
悲しくて鳴く
悔しくて鳴く

仲間外れにされた猫
皆の食事に毒を混ぜた
皆は次々死んで逝く

一人ぼっちになった猫
嬉しそうににゃーにゃー鳴いた

ボクは初めから一人だったんだ
あぁ・・・初めから一人なら寂しくは無い

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アナタに捧げる愛の賛美歌
ワタシに届け涙の賛歌

何処までも遠く・・・遠くへと鳴り響き
やがては空までも貫くでしょう

世界中に鳴り響く時
アナタはワタシに気づいてくれますか?

涙は大粒の雨となり
アナタへと届くでしょう
ワタシだけの愛の唄
アナタだけの愛の唄

金色の輝く太陽に
焼け付く日差しは全てを照らし

アナタへと降り注ぐでしょう
ワタシだけのアナタになる為
アナタだけのワタシになる為

二人だけの世界を作ろう
この心地よくも無残な賛美歌で・・・

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真っ白な雲の上を歩く
ふわふわと浮いた体は重力も無視し
心地よい一時だ

何かを探すわけでも
何処かへ向かうわけでも無く
目的も無く只歩く

いつしか空に星が散らばり
月がぽっかりと昇る頃
足元から真っ逆さまに地上へと落ちるだろう

それは目的地へと到着したわけでも
飽きてしまったわけでも無く
夜空に追い出されてしまっただけだ

何の為に雲の上を歩いたか
今地上に降り立ち問いただす

きっと逃げる為に歩いていたんだ
全てから、この世界から

それ程までに地上は生きづらく
それ程までに雲の上は心地よい

明日また歩こう
全てから逃れる為に
一時の幸せを噛み締める為に

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漆黒の雲が迫って来る

僕は雨に打たれたがり
もっと来いよと祈っている

雨はいい・・・

全てを流してしまうから
涙も絶望も夢も希望も流してしまう
全てが無になれるひと時だ

あぁ・・・闇はどこまで深くなるのだろうか

漆黒の雲は目の前だ

されど雨はまだ降らない
早く来いよと願っている


全てを洗い流してくれ
全てを無二に返してくれ

願えば願うほど
闇は濃くなる
祈れば祈るほど
雲は深くなる

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ある処に小さな町がありました。
町の中には女性ばかり。
女性しか住んでいない町でした。

ある日一人の男が、女性ばかりの町に足を踏み入れました。
すると男は町の女性達から、石を投げつけられ、罵声を浴びせられました。
男は慌てて町から逃げ出します。

ある別の日も、別の男性が町に足を踏み入れました。
すると今度は、女性達からは歓迎をされ、ご馳走を振舞われました。

何故最初の男性と、こんなにも対応が違うのでしょうか?

不思議に思った町に住む少女は、母親に訪ねてみたした。
すると母親は笑顔で答えます。
美しくなかったからよ。
と・・・。
少女は更に尋ねました。
何故美しくなければならないのかと。
すると母親は、また笑顔で答えました。
美しさが全てだからよ。
と・・・。

町を見渡してみると、どの女性も美しい者ばかり。
それは外から来る美しい男性ばかりを、迎え入れていたからです。
そしてそれは、逆に美しい女性ばかりが住む町を目当てに訪れる男性も多いと言う事。

男性も女性も、美しさを求めてこの町に集まります。
本当に、美しさが全てなのでしょうか?

子を生した女性は、皆夫であるはずの男性を後に町から追い出していました。

そこは女性だけの園。
美しい女性ばかりが集まる、残酷な園のお話。

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