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自己満足の詩集ブログです(=゜ω゜)ノ livedoorからのお引っ越しwww 基本ダークな詩が中心です(=゜ω゜)ノ たまに短編やら掌編やら小説も書きますm(__)m      最初に★入城案内★を読んでくれると嬉しいでつ(=゜ω゜)ノ
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小鳥 歌唄
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自宅警備員
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無関心
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詩を唄います。
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闇へとご案内致します。素敵な夢を見れるでしょう。
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人は嘘を吐く

優しい嘘に
残酷な嘘
自分勝手な嘘

どれも同じ嘘
どれも傷付く

本当は可愛くも無いのに
可愛いと嘘を吐く
これはお世辞だ
世渡りの為の嘘だ
自分の為の嘘だ
相手の為の嘘だ

もしこの世から嘘が無くなれば
戦争ばかりが起こるだろう

嘘は不可欠な物なのだ

正義の為の嘘
仁義の為の嘘
生きる為の嘘
生き残る為の嘘

ある人は嘘を吐いた
それは自分勝手な嘘だ
遠回しに否定しているのだ
けれどそれは相手を傷つけない為の嘘
だけど嘘とすぐに分かってしまうと
余計に心は傷付けられてしまう

嘘を吐くならもっと上手く
相手に悟られぬ様に
分らぬ様に

それが出来ぬのならば
口を閉ざせ

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照らし合わせた幸せ
それは君の物で
これは僕の物

どちらが幸せかは
自分次第

他人の物は良く見える
だが深く考えてみると
意外と自分の方が幸せだったりする
比較する物では無い
分かってはいるが
つい比べてしまう

人間の性か
何でも人と比べてしまう

どちらの方が幸せで
どちらの方が不幸か

自分の方が幸せであって欲しいと願い
けれども隣の芝は美味しそうで
指を銜えて見ている

僕は幸せだ
自分に言い聞かす
幸せであって欲しい
そう願う

そんなに幸せが大切なのか
そう問う人も居るだろう
大切に決まっている
不幸ならば、生きる希望等無いからだ
希望はきっと、幸せにある

僕に幸あれ

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「疫病神に憑りつかれましてね」

青白い顔をして言う女
幸薄そうな顔
これはこれは大変でしょうにと返す

その一週間後女は幸せそうに笑っていた
どうしたのやらと思い尋ねると

「疫病神を殺したんですよ」

ピンク色の頬をして女は言う
幸せそうな顔
それはそれは良かったですねと返す

どうやって疫病神を殺したのか
はて、不思議だ
お祓いでも頼んだのか
体を清めに行ったのか

風の噂で聞いた

どうやら女は餓鬼で
疫病神を喰っちまったらしい

疫病神でも神は神
神を喰うとは大した女だ
いや、鬼か鬼女だ

腹を満たした女は満足気だった
モノノ怪でも腹を空かせていたら幸が薄れるのか
人間と対して変わらんなぁ…

腹を満たせば心も満たされ笑顔になる
それを誰よりも知っている餓鬼

単純なのさ
人間もモノノ怪も

ちょいとした小話でした

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アリスは何を欲した?
アリスだ誰を求めた?

甘い紅茶とパパとママ

クッキーはいらないの
大人にはなりたくないから

真っ赤な薔薇に誑かされて
首を切り落とされそうになった
悪い人には気をつけろって言われてたのに
余りの空腹だったから錆びたパンを食べてしまったの

茨の檻に閉じ込められて
双子の卵に意地悪されて
泣きながら血塗れの足と腕
振り回して追いかけた

案内係はいい加減で
いつも迷子になってしまう

どんなに追いかけても
パパとママの所へは辿り着けない

寂しいよって悲しいよって
叫んでも叫んでも狂ったお茶会は止まらない

この世界が狂っているのか
私の頭が狂っているのか

誰が生み出した世界?
誰が求めた世界?

アリスは走る
裸足の足で
クルクル廻って
ユラユラ踊って

大きな時計の針の音
もうすぐ深夜の12時を告げるわ

早く帰らなきゃ魔法が解けてしまう
だけど私はシンデレラじゃない
まだまだ遊んでいたいのよ

沢山遊んでぐっすり眠って
朝起きればパパとママと紅茶を頂く

これは夢
全て夢
悪い夢
目覚めれば幸せが待っている

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あゝ愛おしい人

苦しめられる喜びを
貴方は知っていますか?

心が締め付けられて
咽び泣く夜
会えない苦しみともどかしさ
毎夜繰り返される

想いが悲鳴を上げて
喜劇を歌う夜
届かない声と聞こえない声
毎夜繰り返される

いつから貴方に恋に落ち
いつから私は地獄に落ちて

悲恋の海を彷徨う
私は人魚姫

あゝ愛おしい人

傷付けられる悲しみを
貴方は気付いていますか?

無神経な優しさで
私を地獄の愛へと落とし
鎖に繋ぎ牢獄に入れられ
二度と逃れられない恋物語

貴方の優しさは毒となり
私の心を蝕んでいく

もう一度、今一度
貴方に会えるのならば
この魂悪魔に売っても構わないのです
もう一度、今一度
貴方の声が聴けるのならば
この体炎に焼かれても構わないのです

あゝ愛おしい人

この手に入らないのならば
仕方がない事なのです
もう、優しく殺してあげる

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愚かにも枯れた人よ
今は何を思う?

眩しかった笑顔も
大きな笑い声も
今はもう忘れてしまった
思い出せない

愚かにも枯れた人よ
何故枯れてしまった?

あんなにも優しく
思いやりがあり
向日葵の様な心も
今は消えてしまった
もう戻らない

再び花開く時は来るのだろうか

芽吹く時
息を吹き返す時

再び以前の君に出会えるだろうか

二度とそんな日は来ないだろう
そう思わせる、虚しい手紙

変わり逝く人よ
今は何を思う?

変わり逝く人よ
何故変わってしまった?

あの日々が懐かしい
愛おしい、尊い

戻らぬ日々が

さよならも告げられず
去って行くのだろう

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毎夜毎夜と恋文を綴り
おねだりされりゃ聞いてやった
邪魔する輩は皆殺し
こんなあたいに誰がしたのさ

あんさんと出会い一目見て
あたいは恋の海へと落ちたのさ

沈んで沈んで底まで着いて
浮かび上がるにゃどうも難しく
首でも切らなきゃ抜け出せない

海が真っ赤に染まる頃
あんさんは他の女とよろしくやってる
そんな事はあたいは許さず
掴んだ腕は決して離さない

足にしがみつき引き摺られ
行かないでおくれと泣き喚く

あたいが死んだら憑りついてやる
一生あんさんのお側に居させて貰います

嫁にするなら早うせんと
だけどあんさんはその気を見せない

部屋に積み上げられた恋文に
いつか潰され死んじまうよ

何とも厄介な病に掛ったもんだ
恋の病とは言うけれど
これは重症な恋の病

近くの稲荷のお寺さんに
お稲荷さんを持って狐に頼む

「早うあん人が死にます様に」

海の底から上がるには
あたいが死ぬかあんさんが死ぬか

こんなあたいは好きですかい?
こんなあたいでも好いてくれますかい?

ちんどん屋の太鼓の音がする
陽気に笑い歌うたう

あたいも笑おう
あんさんも笑いなされ
そん時だけが幸せなのだから

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逃れられぬ思ひ
逃れられぬ日々

絶望から失望へ
堕落から悲願へ

求めるは愛
曇り無き愛

只一点を見つめ
刹那に泣く

真っ白な壁
何も無い壁
そこから虹色に育てるには
腰が折れる

真っ白な壁
一点に見つめる

何から描けばいいのか
何から果たせばいいのか

分からずに悩む日々

伝えたい言葉は沢山あるのに
どれから選べばいいのか分からない
伝えたい思ひは沢山あるのに
どれから伝えればいいのか分からない

こうして動けず仕舞いであり
石となり固まる

真っ白な壁の前に
考える人の像

愛とは何色だったろうか?
それ以前に色等あっただろうか?

分からないが
私が欲しいのは愛
曇り無き愛

白い壁に最初に色を塗る者は
誰だろうか
何色に塗られるのだろうか

待ち遠しく
恋焦がれ
咽び泣く

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