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自己満足の詩集ブログです(=゜ω゜)ノ livedoorからのお引っ越しwww 基本ダークな詩が中心です(=゜ω゜)ノ たまに短編やら掌編やら小説も書きますm(__)m      最初に★入城案内★を読んでくれると嬉しいでつ(=゜ω゜)ノ
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闇へとご案内致します。素敵な夢を見れるでしょう。
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誰も見ない
誰も見付けてはくれない・・・

私は何処に?
私は何処に生きている?

私は何処にも生きてはいない
此処は静かで暗い場所
真っ赤に光る灯だけが見える
静かで暗い場所

私は其処に閉じ込められている
底に閉じ込められた

誰か見付けて
早く見付けて

私を見付けて助け出して

私は何処に居る?
私は何処にも居ない

真っ赤な灯が揺らぐ
暗い暗い底の中で眠っている
とても静かで・・・
静か過ぎて恐ろしい

私を誰も見ないから
其処に閉じ込められてしまった

誰が私を見付けてくれる?
誰が私を・・・

助けてくれるの?

さぁさぁいらっしゃい
私を見る事の出来る者達よ・・・


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風追い人よ何処へ行く?
愛しい人を求めて北へ
愛する人を探しに南へ

風の吹くまま流されて行く

私は何処へ?
私も同じく

風の吹くまま追いかけて往く

探し人よ何処に居る?
さ迷う想いを届けておくれ
風の吹くまま届けておくれ

辿り着こう
辿り着かねば

さ迷い人は追い掛ける
風と共に追い掛ける

待ってておくれ
もうすぐ追い付く
老い付くまでに追い付いて

必ず殺して差し上げよう
風が已む時終焉を

永久にさ迷う魂の為・・・

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女の子は如何?可愛い女の子を買いませんか?可愛い男の子も居ますよ。

雪の中、寒い冬の風に吹かれながら、一人の少女が街行く人々に声を掛けます。

女の子は如何?男の子も居ますよ。

真っ白な息を吐きながら、行き交う男性、女性問わずに声を掛ける少女。
そんな少女の元に、一人の女性が近づき、尋ねて来ました。

女の子と男の子、何に使ってもいいのかしら?

少女は笑顔で答えます。

えぇ、好きな様に使って貰って構わないわ。儀式の材料にするもよし、バラして臓器を売るもよし、観賞用として使うもよし、お客様のお好きな様に、どうぞ使って下さいな。

すると女性は、小さなバックの中からサイフを取り出しました。

一人お幾らかしら?

少女は嬉しそうに答えます。

物によって違いますが、質の良い物だと少し値が張りますよ。

構わないわ。商品を見せて頂けるかしら?

女性がそう言うと、少女は笑顔で頷きました。
そして女性を、商品が置いて場所へと案内をします。

商品は街から少し外れた所に建っている、建物の地下に在ると少女は言いました。
女性は少女に案内をされ、建物へと到着をすると、そのまま建物の中へと入って行きました。
建物は少し古びてはいましたが、それなりに小奇麗でした。
少女に案内をされるがまま、地下へと進んで行きます。

この先の檻の中に、沢山の商品が有ります。どうぞ好きな子を選んで下さい。

女性は少女に言われた通り、地下の奥へと進んで行きました。

少女は女性の背中を見送ると、建物の外へと出ます。
外へ出ると、早速人通りの多い場所へと行き、再び街行く人々に声を掛けました。

女の子は如何?可愛い女の子を買いませんか?可愛い男の子も居ますよ。

すると今度は、一人の男性が少女に近づきました。

どんな子が居るのかね?

男性の質問に、少女は笑顔で答えます。

色んなタイプの子が居ますよ。どうぞよければご覧下さい。案内をします。

少女は男性を、あの建物へと案内しました。


しばらくすると、また少女は戻って来ます。
しかし、建物の中へと入った女性も男性も、戻っては来ません。
少女はまた笑顔で、街行く人々に声を掛けました。

女の子は如何?可愛い女の子を買いませんか?可愛い男の子も居ますよ。

雪の降る街中に、少女の声が響きます。
その声に吸い寄せられて来る、大人達。

少女に案内をされ、建物の中へと入っていった大人達は、誰一人戻っては来ませんでした。
只、少女の声に耳を傾けた大人達は、皆高価な物を身に付けたお金持ちばかりだったそうです。

それは欲深い大人と、欲深い子供達のお話でした。


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一つ眠れば甘くなる
常夜の夢や此処に来い
暗いや暗いと泣き叫ぶ
子供の為に御出でなさい

二、二の三で淡くなる
闇夜の夢は幻か
砂糖に蜜と甘くなる
真丸お月様御出でなさい

四夜の晩に深くなる
夢遊の宴に惑わされ
来るな来るなと追い返す
お天道様や出てお行き

五つ数えて鬼が出て
淡い夢夜に招かれる
喰らえ喰らいと差し出して
お天道様が食べられた

六つ目の晩子供等は
永久の眠りにと付きましたとさ

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鈴の音と共に鳴り響く
天使の歌声
愛おしい讃美歌

今宵は雪を待ちましょう

家の中にも星を散りばめ
キラキラ光る緑の木

お菓子は如何?
美味しいクッキーを焼きましょう

素敵な夜の準備が出来れば
今宵は雪を待つだけ

鈴の音だけが聞こえる様に
静かに眠りにつきましょう

真っ赤なドレスに真っ白な雪

アナタは良い子?それとも悪い子?

尋ねられたら何て答える?
私は良い子
僕は悪い子

良い子は真っ白な雪に包まれ
悪い子は真っ赤な血に染まる

鈴の音が聞こえなくなる頃に
目覚める事が出来ます様に

もう一度讃美歌が聞こえたら
お菓子は盗まれ
素敵な小包が届いているでしょう

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満ちて行く・・・
大きな闇に呑み込まれ

月は深く満ちて逝く

闇夜の中を手探りに
光を求め
星を求め

ここから出して
私を見付けて

嘆く月の声を聞いて
誰か気付いてあげて下さい

闇が嫌いな訳じゃない

一人ぼっちが嫌いなのです

満ちて逝く
私も月と共に

闇夜の中へと飲み込まれる

そこは暗くて深い・・・夢の中

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深々と降り積もる罵声
誰に向けてか
誰の叫びか

只深々と降り積もり
空さえも覆い隠す程に高く・・・高く積もる

それ程までに何を叫ぶ?
それ程までに何を訴える?

それは正義か
それとも悪か・・・

意見、矛盾、対立、波乱、
次に同意と来るのだろうか

罵声は已む事を知らない
更に高く降り積もる

それは自由を求める
一人一人の罵声なのだろう

同意を得られぬ

個人の罵声・・・

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さ迷えど・・・
幾月さ迷えど見付からぬ

未だ見付からぬ果実を探し
探し求めてはさ迷えど
同道巡りを繰り返す

我が心に静寂を
我が涙に祝福を
我が愛に暗闇を

どれもが絶ち込める心

空腹の愛は餓えに迷い
それでもひたすら探し続ける

我が心に平安を
願い唱えさ迷えど

迷路は続く・・・
辿り着けない出口を探し
見付からぬ果実を求め

手探りに進む
道無き道を・・・

枯れ果てた涙にも気付かづに
永久に・・・永久に・・・



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