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自己満足の詩集ブログです(=゜ω゜)ノ livedoorからのお引っ越しwww 基本ダークな詩が中心です(=゜ω゜)ノ たまに短編やら掌編やら小説も書きますm(__)m      最初に★入城案内★を読んでくれると嬉しいでつ(=゜ω゜)ノ
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小鳥 歌唄
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自宅警備員
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詩を唄います。
不思議な不思議なお話をご用意しています。
醜い醜い詩をご用意しています。
闇へとご案内致します。素敵な夢を見れるでしょう。
・・・多分ね。
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言葉を下さい

私の為に・・・

たった一言でいい
私の為だけの言葉を下さい

私にだけ捧げる言葉を下さい

心からで無くともいい
本心で無くとも構わない

只一言・・・言ってくれるだけでいいのです

おやすみ

と・・・
一言だけ下さい

誰でもいい・・・
私の為に言葉を下さい



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真っ白なダンスホール
真っ赤な絵の具で塗りたくりましょう

素敵な素敵な歌を奏でて
甲高い重なる悲鳴のコーラスを

紅茶は如何?

蕩ける赤いジャムを入れて
香しい紅茶を飲み乾しましょう

より歌が響き
より壁が赤く染まる

愉快なダンスを踊りましょう
クルクル廻ってのた打ち回って

忘れられない一時を・・・
忘れさせない一夜をアナタに

見るに堪えないのであれば
その目を潰して差し上げましょう


暗闇の中で聞く悲鳴もまた・・・

絶品

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怖い怖いと笑う子猫
視線の先には可愛い鼠

小さな尻尾をチラつかせ
こっちへおいでと子猫を誘う

さぁさぁおいで
こちらへおいで


美味しいオイシイ食事だよ
楽しい愉しい鬼ごっこだよ

遊ぼうよ
さぁさぁ遊ぼう


愉快愉快と子猫は笑い
鼠を楽しそうに追い回す

痛快通観と鼠は笑い
可笑しそうに子猫に追われる

どちらが遊び
どちらが遊ばれている?

それは分かり切った事

分からないのは本人だけだ

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カラリカラリと音がする
坂を転げ落ちる音がする

小さな夢が詰め込まれた
小さな空缶

投げ捨てられて転がり落ちる

カラリカラリと・・・

坂を下る

誰が捨てた?
誰が投げ落とした?


小さな小さな空缶は
遠く・・・遠く・・・

谷底へと消えて逝く

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アナタは信じますか?この物語を・・・。それとも信じない?どちらでも構わない・・・。だってこれは、僕が作ったお話だから。

ある処に一人の女が居た。ある処に一人の男が居た。老人も居れば子供も居る。成人も居れば男も女も居る。沢山の人間が居る。だけど各々が居る場所は別々 の所。それぞれが違う場所に居る。
一人は緑溢れる森林の中に。一人は真っ赤に咲き乱れる薔薇園の中に。一人は灰色に染まる洞窟の中に。一人は青く広がる海の中に。時には月の上に、あるい は見た事も無い宮殿の中に。

全ての者が同じとは言えない場所に、全ての場所に同じ物が存在をしていた。
それはどこにでも在り、誰の場所にも必ず存在している。一つの巨大な氷。

氷の中には自分が居た。それぞれの場所に居る、氷漬けにされた自分。もう一人の自分。
しかしその姿は今居る自分とは異なる者だった。氷の中の自分の姿は、全く異様な者ばかりだった。

ある者には黒い羽根が生えており、ある者には蛇の様な体をしている。別の者は岩の様な皮膚を纏っており、また別の者は下半身が魚になっていた。巨大で あったり、小人であったり、羽が有れば角が生えている者も居る。
それらは全て人間とは呼べる品では無かった。しかし紛れも無く自分と同じ顔をしている。これは紛れも無く自分なのだと、誰もが察する。

「触れてみようか?」

ある者はそう思い、氷に触れる。

「恐ろしい・・・。」

ある者はそう思い、氷から離れる。

これにより分岐が出来上がる。氷に触れた者と、氷に触れなかった者。

ここは夢の中。夢の中で訪れたそれぞれの場所。全ての人間が見る事の出来る夢ではなく、何か大切な物を探している者だけが見る事の出来る夢。心に霧の 掛った者が辿り着ける自分だけの場所。
幸運にも自分の場所に辿り着けた者達。そして彼等に与えられた選択。氷を『触れる』か『触れない』か。氷の中のもう一人の自分を『認める』か『認めな い』か・・・。

夢を見た者が目を覚ますと、そこに分岐が現れた。

『氷を触れなかった者』はいつもと変わらぬ日常へと戻って行った。大切な物は見付からぬまま、心の中には霧が掛かったまま平凡な日々を過ごして行く。

『氷を触れた者』は変化が起こった。氷の中に居たもう一人の自分が、今の自分の中へと入っていた。夢の中から連れて来てしまったのだ。鏡の中にはもう一 人の自分の姿が映る。その姿は美しい者も有れば、醜い者も。
しかし心の中に掛っていた霧は、綺麗に晴れ渡っていた。とても清々しい気持ちになっていた。探していた物が何だったのか、分かった様な気がし、見つけた 様に思えた。

それは記憶だった。もう一人の自分の記憶・・・。

それから日常が日常で無くなり、生活の全てが変わった。以前よりも幸せに感じる者も居れば、以前に増し不幸に感じる者も居た。しかし『死』を恐れる事が 無くなった。『生』を感謝する事も無くなった。ただ『今』を大切に感じる様になった。

彼等が見た氷の中の自分は、何だったのだろうか?隠し続けていた心?認める事の出来なかった思い、歪み、又は願望。それぞれが様々な見解をし、考え る。しかし僕はこう答えよう。氷の中に居た自分と同じ顔をした者は、それは彼等の前世だったんだよ。氷に触れた者は前世の記憶を取り戻した。だから日常も 変わってしまったんだ。触れなかった者は変化を拒んだ。変わり映えの無い日常を選んだんだろう。でもこれは夢の中のお話であり、夢から覚めたと思い込んで いるだけかもしれない。まだ夢は続いていて、彼等はまだあの氷の前に居るのかもしれない。ならばどこからが現実?それを決めるのも彼等だろう。触れた後 か・・・触れる前か・・・。

だって、夢の続きは好きなだけ自分で作る事が出来るんだから・・・。


アナタが夢の中で氷漬けになった自分を見付けたら、触れてみる?それとも触れたりはしない?

どちらが幸せになれるだろうか・・・。

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遠い月に祈る
僕は何処へ行けばいいのでしょう

明日が遠く
過去が近く

寄り添う掌の中には涙の花が咲きました

心地よい子守唄を大声で歌いたいのに
僕が邪魔をして声は消えてしまう

吐き出す事の出来ない想いに
喉に絡み付いた毒の数々

全てを子守唄にし
大声で歌いたいのに・・・

僕が許してはくれません

涙の花は一面に咲き
明日を更に遠くへと連れて行く

帰りたい・・・
還りたいと
こんなにも愛おしく
孵りたい空へ・・・


遠い月はやはり遠く
地に臥せた僕には愛おし過ぎ
帰る事だけを焦れ続けます

せめて想いを歌わせて欲しいと
願い・・・願い・・・
それでも声は消えてしまう

遠い月に祈る
僕は何処へ逝けばいいのでしょうか

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なんと愚かなのでしょう

美しいドレスを身に着け
輝く宝石で着飾り
真っ赤なルージュを塗りたくる

全てを美しい物で着飾り
全てを輝く物で隠し
全てを華やかな物で誤魔化す

醜い醜い・・・

本当はとても醜い婦人

周りの誰かが振る向くと
己が美しいのだと思い込む

周りの誰かと目が合うと
己の美しさに見惚れた物と解釈をする

醜い醜い・・・御婦人

何時しか自信に満ち溢れ
夫人はドレスを脱ぎ捨てました
着けた宝石もルージュも放り投げ
裸で過ごし始めました

それでも醜い婦人
やはり醜かった夫人

何故これ程までに彼女は醜いのでしょうか?
何故己の醜さに気付かないのでしょうか?

今日も夫人は笑います
自信に満ちた笑顔を見せます

その醜さは人には見えず・・・
ただの肉の塊でした


誰か教えてあげて下さいな
嘘ばかり吐くからそんなにも醜いのだ
と・・・

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空っぽの夜空に
沢山の星を詰め込みたくて集めた

沢山の夢

素敵な夢ばかりを集めた
美しい夢だけを掻き集めた

ただ宝石の様に輝く星空を見たくて
沢山のダイアモンドを夜空へと散りばめたかった

それだけ・・・

だから沢山掻き集めた
素敵な夢を・・・美しい夢を・・・
希望に満ちた夢を

気が付けば夜空には沢山の星が生まれ
一面に輝く夜空の宝石が出来た

変わりに人間が空っぽになった

空っぽだった夜空は星空に生まれ変わり
消える事のない輝きを放ち続ける

空っぽになった人間は人形へと変わり
瞳の奥に見えた生命の輝きを失った

だが私は満足だ


星空の輝きの方が美しいのだから
一寸の曇りも無く
とても綺麗だったから

人形へと変わった人間は海へと捨てた

海も又空っぽだったから

人間は海へと帰そう・・・



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