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自己満足の詩集ブログです(=゜ω゜)ノ livedoorからのお引っ越しwww 基本ダークな詩が中心です(=゜ω゜)ノ たまに短編やら掌編やら小説も書きますm(__)m      最初に★入城案内★を読んでくれると嬉しいでつ(=゜ω゜)ノ
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死して尚願う事は
忘れないでいて欲しい
この存在を
生きた証を

散り逝く花弁に
身を焦がし
願う

小さな鳥居を潜り
抜けた先に希望があると信じた
幼子の心よ

何時しか腐敗した大人達に
失望、絶望した思春期よ

通り過ぎた人生に
一期一会の人々

どうぞどうぞ
覚えておいて下さい

わたくしはこの世に産まれ
生きました
懸命に、そして必死に
生きました

どうぞどうぞ
その事を忘れないで下さい

拝啓、皆様方
死して尚、孤独にしないで下さい

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去って行く
あゝ又去って行く
そうして私は一人になる

孤独が深まる
孤独が重なる

負けじと再び出会いを求め
文を送る
だが返事は無い

私には孤独が似合っているのだろうか
性に合っているのだろうか

去られたばかりは悲しみ
苦しみ、苦痛だが
ちょいと時が経てば平然としている

あゝ又孤独に戻ったのかと

私は自由が好きだ
縛られるのは嫌いだ

時間にも日付にも人にも

ならば私は孤独を愛そう
これが私の宿命ならば
孤独と寄り添おう

時が立てば再び誰かが現れる
突然現れる
だが又去り行くだろう

肝に銘じておけば
もう悲しみ等感じない

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悲しい歌声が聞こえる
泣いているのか
嘆いているのか

線路の向こうから
ずっと、ずっと
向こうから

汽笛の音なのかもしれない
だが私には歌に聞こえた

悲しい
寂しいと

誰に向けて歌っているのか
きっと遠く離れ離れになった人へだろう

生き別れの兄弟か
別れた恋人か
死別した両親か

私にはこの悲しみが分かる
とても、とても
分かる

何故なら私は皆に捨てられ
独りぼっちだからだ

だから悲しくて歌っていた
線路に座って

あゝ
ならばこの歌声は
私の歌声か

私の歌声が線路へと響き
跳ね返って来ているのか

どうりで分かる筈だ

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遠い海辺で見た篝火
誰の為に灯していたのだろう

気付けば消え
真っ暗な世界が広がる

見上げれば星々が輝き
これは空の篝火なのだと
見惚れていた

一人一人を見守り
導く

私も導いて貰えるだろうか
真っ暗闇の明日を
道に迷った人生を

薄っすらと期待をしてみる

道標ならばあったのかもしれない
だが私は見落とした
振り返ればもう何も残ってはいなかった
何も残されてはいなかった

残骸すら無い

前を進む為に
私は暗闇の世界を進まなければならない
私だけの篝火を見つけて

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堕ちる、落ちる
苦悩していると訴え
文を送る

便りが届く
苦悩していると書かれ
お前のせいだと訴えていた

否、私はお前のせいで苦悩をしている

互いにお前のせいだと訴える
どちらも引かず
どちらが先に逝くかを競う

先に逝った方が正しかったのだと

いがみ合い
怒り合い
憎しみ合い
罵り合い

先に逝った方が笑い
残された者が泣く

後悔をするのだ
後悔をすればいいのだ

咽び泣け
泣き喚け
泣き叫べ

お前の謝罪等
もう届かぬ所に居る

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一人が寂しいと
皆の輪に入りたいと
狐のお面を被り
一列に並ぶ前ならえ

皆一緒
皆同じ

今度は個性が欲しいと
狐のお面を外し後ろ向け

又独りぼっち

間が欲しいと嘆く

友よ共にお面を外そう
友よ共にお面を被ろう

友何ぞ居らぬ

孤独の獣は遠吠えを上げ
地に落ちた椿の花の様に横たわる

同じ物が欲しい
全く同じは嫌だ

難問が解けず
頭を抱えて
常世に滅入る

遠くで提灯の灯を見た
狐の嫁入り行列
あゝ又一人
失った

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愛の永遠を見積もってみる
生かさず殺さず生殺しの愛

永遠等無いのだと笑う
己の心は鬼なのだから

鬼灯の実を潰して舐めてみる
あの世と同じ味がした

影絵に写る二人
仲良く手を繋いで地獄へ落ちようか
 
変わらずにいようと誓いを立てた
あの日から幾年が過ぎたのか
変わってしまったのは己か季節か
あの人はもう居ない

幾千幾夜の星を眺めて
切に願った帰らぬ日々
何人たりとも晒さなかった
己の涙を見せた唯一の人

神様に縋り泣き付くよりも
螺旋に絡まった腕をナイフで切り落とそう

この孤独から抜け出せるなら
思ひ出は色褪せても構わない

死人の如く眠る
夢の中だけでも会いたいと

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体が重い
まるで鉛が圧し掛かっている様だ
余りにも考え事が多いせいで
考える像でもおぶさっているのか

頭が重い
脳味噌の中に石ころが詰まっている様だ
足が重い
子泣きじじいがしがみ付いている様だ

重い
とにかく重い

空を見上げれば鳥が軽々と飛んでいる
憎らしい
あゝなんと憎らしく羨ましいのだ

公園を駆け回る子供
自転車で坂を走る学生
宙を舞うシャボン玉

私は石だ
石像にでもなったのだろう
重苦しい体は心まで重くする

憂鬱な日々が続く
苦悩する日々が続く
寝れぬ夜が続く
起きれぬ朝が続く

私は推測した
きっと寝ている間に夢魔に生気を吸い取られているのだと
何故ならばこんなにも朝は体が怠く
昼間は重苦しく
夕方はしんどい
一日中体が重いのだ
頭も冴えない
心も薄暗い

私は思い付いた
眠らなければ良いのだと
さすれば夢魔に襲われないだろう

次の日の朝
私は全てが軽かった
魂が体から抜け落ちたのだ

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